ピーマンをベランダ菜園で収穫!育て方とプランター栽培のコツ

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ピーマンの仕立て方

まずは、ピーマンの仕立て方をご紹介する前に「わき芽」からご説明します。

わき芽とは、葉や茎の付け根から出てくる芽の部分のことをいいます。

3本仕立て

その目安となるのがピーマンの一番最初に咲いた花です。ナスと同じようにピーマンも一番花を起点に3本に仕立てていきます。  ▼主茎と一番花の下の勢いのあるわき芽を2本伸ばし、それより下のわき芽は取り除きましょう。

仕立てるときに、目安となるのがピーマンの一番最初に咲いた花です。ナスと同じようにピーマンも一番花を起点に3本に仕立てていきます。

主茎と一番花の下の勢いのあるわき芽を2本伸ばし、それより下のわき芽は取り除きましょう。

育てているスペースが狭い場合は、主茎1本とわき芽を1本だけ伸ばし「2本仕立て」にすることで、栽培スペースが少しコンパクトにまとまります。

 

▼こちらのもう一つのわき芽はまだ小さめですね。

こちらのもう一つのわき芽はまだ小さめですね。

 

残して育てていく3本の主茎とわき芽より、下にある不要なわき芽を取り除いていきます。

残して育てていく3本の主茎とわき芽より、下にある不要なわき芽を取り除いていきます。

ピーマンの支柱

ピーマンを主茎1本とわき芽(側枝)2本合わせて3本に仕立てにしましたので、その枝に添わせるように支柱を3本使用します。  育てているスペースが狭い場合は、主茎とわき芽を1本だけ伸ばす「2本仕立て」にすると少しコンパクトにまとまります。  ▼アスタリスク状(*)に支柱を土に刺して苗を支えましょう。

ピーマンを主茎1本と、わき芽(側枝)2本を合わせて、3本に仕立てにした後は、それらの枝に添わせるように支柱を3本用意します。

上の画像のように、アスタリスク状(*)に支柱を土にさして苗を支えましょう

 

苗を支柱に誘引するときは節の下に麻ひもを固定します。交差させることでズレずに固定することができます。  また、苗を痛めつけないように緩く結び、支柱の方で結びましょう。

苗を支柱に誘引するときは、節の下に麻ひもを固定します。交差させることでズレずに固定することができます。

また、苗を痛めつけないように緩く結び、支柱の側で結び目を作りましょう。

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ピーマンの摘果・摘花

植え付けたピーマンの苗もすくすく生長し、小さなピーマンの実がなり始めた頃でしょうか。なんだか可愛くて、大きくなっていくのを見るのが楽しみになりそうです。

しかし、そのピーマン収穫を待ち望んではいけません!

続いて、ピーマンの苗をもっと大きくするために欠かせない「摘花・摘果」についてご紹介します。

ピーマンの花

下向きの白くて小さなお花が咲いています。前回ご紹介した仕立て方で目印となった一番花を筆頭に、次々と花が咲いてきました。

うつむき加減の白くて小さなピーマンの花が咲きました。仕立て方で目印となった「一番花」を筆頭に、次々と花が咲いてきました。

ピーマンの摘果・摘花

その一番最初になった実を一番果といって、大きくしないうちに取り除くことを摘果といいます。  せっかく綺麗に咲いたピーマンの花ですが、まだまだ小さい苗の状態でピーマンの実を大きく育ててしまうと、苗が体力を消費してしまい、生長に遅れが出てしまいます。  このように一般的に、ピーマンの小さい実が付いた摘果の段階で取り除きますが、弱っている苗については3本仕立てを済ませたら、花の状態で取り除いた方が体力は温存できると思います。一番に咲いた花(一番花)を取り除くときは、摘花といいます。

その一番最初になった実を一番果といって、大きくしないうちに取り除くことを摘果といいます。

せっかく綺麗に咲いたピーマンの花ですが、まだまだ小さい苗の状態でピーマンの実を大きく育ててしまうと、苗が体力を消費してしまい、生長に遅れが出てしまいます。

このように一般的に、ピーマンの小さい実が付いた摘果の段階で取り除きますが、弱っている苗については3本仕立てを済ませたら、花の状態で取り除いた方が体力は温存できると思います。一番に咲いた花(一番花)を取り除くときは、摘花といいます。

生育の勢いが落ちているピーマンの苗の摘果

苗に負担がかかっている一つの判断基準として、5~6月の生育初期に花や実を付けてから、新芽があまり生長していないような苗については、小さな実や花を摘果・摘花することで苗の体力を温存させます。肥料を与えて勢いのある苗になってから実をつけさせ収穫しましょう。

 

幼果からみて新芽の先まで20cm前後、新芽が生長しているものが勢いのある苗といえます。

勢いのあるピーマンの苗

幼果からみて新芽の先まで20cm前後、新芽が生長している元気な苗は実をつけても苗が弱ることはありません。そのまま実を大きくして収穫まで大切に育てましょう。

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\いよいよ収穫!/

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