睡蓮の花言葉|花の特徴、名前の由来、色別の花言葉
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睡蓮の花言葉、花の特徴、色別の花言葉、種類についてご紹介。睡蓮は水上に浮かぶように咲く姿が美しい花。
目次
睡蓮の花言葉、花の特徴、色別の花言葉、種類についてご紹介。睡蓮は水上に浮かぶように咲く姿が美しい花。
睡蓮の花言葉
睡蓮の花言葉は「清純な心」「優しさ」「甘美」「信仰」「信頼」
睡蓮の色別の花言葉
ピンク
ピンクの睡蓮の花言葉は「信頼」
白
白の睡蓮の花言葉は「純粋」「潔白」
黄色
黄色の睡蓮の花言葉は「優しさ」
青や紫
青や紫の睡蓮の花言葉は「信頼」
睡蓮とは|花の特徴、名前の由来
睡蓮は、水の上に浮かぶように咲く花が印象的な水生植物。睡蓮の花は、幾重にも重なった花びらと、花芯の色の鮮やかさが印象的なフォルムをしています。睡蓮の花は、早朝に開花し、夕方にはしぼんでしまうことから、古くからエジプトでは「再生」を象徴する神聖な花として扱われてきました。
睡蓮の学名 Nymphaea は、ギリシャ神話の水の妖精 Nympha (ニンファ)に由来するとされています。睡蓮は、世界各地の熱帯、亜熱帯、温帯に約40種類分布しています。地下茎または塊茎から長い葉柄を伸ばして、円形や楕円形の葉を水面に浮かぶように展開させます。
和名の由来は、陽射しが弱まると早々に花を閉じていく様子が、眠ってしまうように見えるところから、「眠るハス」を意味する「睡蓮」になったといわれています。
睡蓮の花言葉「信仰」は、古代エジプトで神聖な花として愛されていたことに由来しています。また、「清純な心」「優しさ」「甘美」という花言葉は、水の精霊に例えられるほどの美しさにちなんでいるのだろうといわれています。
睡蓮の種類
睡蓮には熱帯性と温帯性があります。熱帯性には昼咲きと夜咲きがあり、温帯性は昼咲きのみです。
熱帯性
睡蓮の多くは、熱帯地域に自生する熱帯性です。花は、長い花柄を伸ばして水面から出て咲きます。葉は、広い楕円形で欠けている部分が温帯性に比べて大きく深いのが特徴。冬でも最低15℃以上の温度と水深30cm以上が必要になります。
温帯性
温帯性の花は昼咲きのみで、水面に浮かぶように咲きます。葉も花と同様に、水面に浮かぶように展開します。昔から日本に自生するヒツジグサなどは、温帯性です。公園や庭園の池など、身近な場所で見られます。
花の色の種類
黄色
黄色やクリーム色の花を咲かせる睡蓮は、熱帯性の品種です。
ピンク
熱帯性、温帯性のどちらもピンクの花を咲かせます。特に熱帯性は、目が覚めるような鮮やかなピンクの花や淡いピンクなど、品種が豊富です。
青や紫
青や紫の花を咲かせるのは、熱帯性の品種です。よく似た花である蓮にはない色なので、青や紫の花を咲かせていたら、睡蓮だとわかります。
白
熱帯性、温帯性のどちらも白い花を咲かせます。
複色
1つの花の中に何色か混じり合っている花色は、熱帯性の品種です。
睡蓮と蓮の違いと見分け方
蓮の花
睡蓮と蓮は、3つの部分で見分けることが出来ます。
葉で見分ける
葉に落ちた水滴を、葉の切れ込みからこぼすのが睡蓮、葉の上を滑らせるようにはじいて落とすのが蓮です。睡蓮の葉は光沢があり、切れ込みがあるのが特徴です。対して蓮は、葉に切れ込みがなく、水を弾くという特徴があります。
花で見分ける
水面近くか、水上に少し浮くように咲き、花が終わると、閉じて水中に沈むのが睡蓮です。一方、水面から高く茎を伸ばし、葉よりも上の方で花を咲かせ、終わると花びらが散って、蜂の巣のような花托(かたく)が残るのが蓮です。
根の違い
温帯性の根はワサビのようなフォルムで、熱帯性の根は球根型をしています。蓮の根はいわゆるレンコンです。
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