ミントの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

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ミントの花言葉や種類、特徴をご紹介!ミントは、最もポピュラーなハーブのひとつ。爽やかな香りが好まれて料理やハーブティー、歯磨き粉や化粧品、ポプリなどに幅広く使われています。

 

ミントの花言葉

ミントの花言葉は、「美徳」「効能」。

 

ミントについて

科・属 シソ科・ハッカ属
和名 薄荷(ハッカ)
英名 Mint
学名 Mentha
原産地 北半球温暖地帯、ユーラシア大陸
開花期 7月~9月頃

 

ミントの特徴

ミントはシソ科ハッカ属の総称。最もポピュラーなハーブのひとつです。すっとする爽やかな香りが特徴的で、ペパーミント(西洋薄荷)やスペアミント(緑薄荷)などが古くから栽培されています。ミントの品種は数限りなく存在し、毎年のように新品種が登場します。含まれる成分や香りもそれぞれ異なり、フルーツの香りや、ジンジャーの香りがするタイプもあります。

ミントは消化不良を改善したり、緊張を和らげたり、防腐・殺菌作用があるとされて昔から用いられてきました。ハーブティーや料理の香り付け、アロマテラピー、サシェやポプリの材料にするなど様々な活用法があります。ミント類の中には、ペニーロイヤルミントのように、飲食用に使用しない方が良いとされるものがあります。種類ごとに適した用途を確認するとともに、飲食用に用いる場合はできるだけ無農薬で育てたものを使用しましょう。

ミントはほとんどが多年草で、冬に少し元気が無くなったり地上部が枯れたりしますが、春になると再び芽吹いて生長します。日なたから半日陰、水はけの良い用土を好みます。収穫をかねて切り戻しをしながら育てます。切った茎を水にさしておくと根が出て簡単にふやせます。ミントは地植えにすると地下茎でどんどん広がるので、広がらせたくない場合は鉢に植えたままの状態で地植えにすると広がりにくいです。

ミントの名は、ギリシャ神話に登場するメンタという美女の名前にちなんで付けられたと言われています。冥王ハーデスがメンタの美しさに魅了され、そのことを知った妻がメンタを呪いで草に変えてしまった。それ以降この草はミントと呼ばれ、人々に自分の居場所を知らせるために芳香を放っているというお話があります。

ミントの花言葉「美徳」「効能」は、ミントが持つ様々な薬効に由来すると言われています。

 

ミントの種類

ペパーミント

薬用や料理、ハーブティーなどに用いられるミント。刺激のあるピリッとした香りがします。

ペパーミント

  • ペパーミントは古来から薬草や薬味として使用され、花を蒸留して精油を抽出し、香料として使うなどして愛用されてきた植物です。ニホンハッカに比べると、メントール含有量は50~60%と低めですが、それでも強いメントールの香りを楽しむことができます。清涼感が強く、ピリッとした刺激のある香りが特徴。ガムやお菓子、肉や魚の臭み消し、料理の香りづけ、ハーブティー、歯磨き粉、化粧品などに用いられます。 ペパーミントは、暗緑色の葉と茎をしたブラックペパーミントと、葉と茎が普通の緑色をしたホワイトペパーミントと呼ばれるものがあります。どちらかというと、ブラックペパーミントの方が香りが強いと言われています。 ペパーミントは非常に繁殖力が強いので、地植えにする場合は植える場所に注意が必要です。寄せ植えに使う際は、ペパーミントだけポットのまま植えるなど工夫するとよいでしょう。

スペアミント

料理やハーブティーなどによく用いられます。すっとした感じはペパーミントよりは少しマイルドで控えめ。

スペアミント

  • ハーブと言われたらまず思い出すのが清涼なミントの香りですね。スペアミントは別名オランダハッカやチリメンハッカと言い、1000種類以上あると言われるミントの品種の中でも特に香りがきつくなく生食に向いた万人向けのミントです。ペパーミントと同様に様々な料理やお菓子、歯磨き粉などの製品に用いられます。ややしわのよった葉をつけ、夏には白~薄い桃色の穂のような花を咲かせます。非常に強健で、一株植えたら何もしなくても庭中にはびこってしまうほど。雑草すら駆逐し、一部では「ミントテロ」、「生物兵器」と呼ばれるほどの生命力があります。栽培は非常に簡単で、初心者や子どもにもおすすめのハーブですが、地植えにする際は少し気をつける必要があります。

ニホンハッカ

日本在来のシソ科ハッカ属の多年草。料理やハーブティーなど様々な用途に利用できます。「ハッカ油」はとても人気のあるオイルです。

ニホンハッカ

  • ニホンハッカは、シソ科ハッカ属の多年草で日本各地に自生しているミントの一種です。数あるミント類の中でも最もメントールの含有量が多く、清涼感のある爽やかな香りがします。フレッシュでもドライでも利用でき、ハーブティーや料理の香りづけ、ドライフラワー、ポプリなど様々な用途に利用できます。アロマテラピーが普及した最近は、「ハッカ油」はとても人気のあるオイルです。

アップルミント

甘いりんごの香りがするミント。葉の色は明るい緑色です。

アップルミント

  • アップルミントは、甘いりんごの香りがするミントです。葉の色は明るい緑色で、料理やハーブティー、デザートなどに幅広く使えます。 丸い形の葉から、和名で「丸葉薄荷(マルバハッカ)」とも呼ばれます。また、葉の表面が密生した細かい毛で覆われていることから「綿毛のような」を意味する「ウーリーミント」の呼び名もあります。 ミントには アップルミントの他、「スペアミント」「パイナップルミント」など多くの種類があります。パイナップルミントは、斑入りアップルミントの別名があります。

パイナップルミント

パイナップルの香りがする改良品種。葉に斑が入っていて、別名斑入りアップルミントとも呼ばれる、アップルミントの変種です。

パイナップルミント

  • パイナップルミントは、別名斑入りアップルミントとも言われる、アップルミントの変種です。明るい斑入りが非常に美しいハーブです。香りは名前の通り、パイナップルのような甘い香りがします。

ジンジャーミント

ジンジャー(生姜)の香りがするミント

オーデコロンミント

コロンのような香りがするミント。「オレンジミント」や「ベルガモットミント」とも呼ばれています。

オーデコロンミント

  • オーデコロンミントは、コロンのような香りがするミントで、ペパーミントの一種です。柑橘系の香りがするので、「オレンジミント」、「ベルガモットミント」とも呼ばれています。

ペニーロイヤルミント

ペパーミントに似た香りがあり、地を這うように伸びるほふく性のミント。グランドカバーとしても使われます。蚊、ノミなどの虫よけに用いられますが、毒性があり飲食することはできません。

ペニーロイヤルミント

  • ペニーロイヤルミントは他のミントとは違い、地を這うように伸びるほふく性のミントです。踏みつけにも強いのでグランドカバーとしても利用されています。葉のサイズが細く、タイルや石の隙間に植え付けるグランドカバープランツとしても適しています。 ヨーロッパではノミ、アリ、カメムシなどの虫よけに利用されてきました。日本国内では、東北地方の一部でカメムシ対策としてペニーロイヤルミントを使って効果をあげているようです。

 

▼ミントの詳しい育て方はこちら

ミント

  • ミントは最もポピュラーなハーブのひとつです。ミントというと、すっきりとしたさわやかな香りを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、中にはアップルミントのようにほんのり甘くすっきりとした香りのミントもあります。品種は数限りなく存在し、毎年のように新品種が登場します。 ミントの利用法としては、アロマテラピーの他、サシェやポプリの材料にしたり、お茶や料理にも使うことができたりと様々な活用法があります。


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