ホタルブクロ（蛍袋）とは？育て方・栽培方法｜植物図鑑
- 植物名
- ホタルブクロ（蛍袋）
- 学名
Campanula punctata
- 和名
- 蛍袋
- 別名・流通名
- カンパニュラ
- 科名
- キキョウ科
- 属名
- ホタルブクロ属
- 原産地
- 日本、中国、朝鮮
ホタルブクロ（蛍袋）の特徴
ホタルブクロ（蛍袋）は、下向きに釣鐘型の花を咲かせる多年草。野山や林など様々な場所に自生し、花の形が特徴的で可愛いことから観賞用としても古くから親しまれています。
冬の間は地上部が枯れますが、春になると芽を出し、初夏に花が咲きます。非常に強健で育てやすく、半日陰でも花を咲かせるので、花が少なくなりがちなシェードガーデンでも活躍してくれます。
ホタルブクロ（蛍袋）の詳細情報
| 園芸分類 | 草花 |
|---|---|
| 草丈・樹高 | 30～80cm |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | 強い |
| 花色 | 白、ピンク、淡紫 |
| 開花時期 | 6月～7月 |
ホタルブクロ（蛍袋）の育て方カレンダー
| 時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 開花 | ||||||||||||
| 植え付け |
ホタルブクロ（蛍袋）の栽培環境
日当たり・置き場所
ホタルブクロは、風通しの良い日向から半日陰程度の場所を好みます。夏に強い西日が長時間当たるような場所への植え付けは不向きです。
用土
特に土質を選びませんが、水はけが良い土を好みます。
鉢植えのホタルブクロは、市販の培養土で問題なく育ちます。
ホタルブクロ（蛍袋）の育て方のポイント
水やり
極端に乾燥させないようにしましょう。
地植えは、植え付け直後以外は水やりの必要はありません。
鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
肥料
過肥の必要はありません。
春の芽吹いた頃と秋に緩効性肥料を施す程度で十分です。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
ホタルブクロ（蛍袋）の詳しい育て方
選び方
株元からしっかりと茎が立ち上がり、下の方の葉が蒸れていない葉の美しい苗を選びましょう。
植え付け
ホタルブクロの植え付けは、真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日に行います。横に広がるように生長する性質なので、隣の植物との間隔は広く取りましょう。
植え替え・鉢替え
鉢植えは、1～2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。
花
6月～7月のちょうど蛍が飛ぶ頃に釣鐘型の花が開花します。花色は白の他に、ピンクや淡い紫などがあります。すべての花が終わった花茎は、株元で切り取ります。
夏越し
鉢植えは、夏の間は風通しの良い半日陰から明るめの日陰での管理が適当です。昨今の夏の気象だと朝に水を与えても夕方に水切れを起こすことがあるので、様子を日々チェックしましょう。
冬越し
冬は地上部が枯れてなくなりますが、春になると再び芽吹きます。
鉢植えは、冬の間も土が乾いたら水を与えます。
増やし方（株分け、挿し木、葉挿しなど）
株分けで増やすことができます。植え替えの際に行うとよいでしょう。
