宿根ネメシアとは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

宿根ネメシアの特徴

ネメシアは一年草と宿根草のネメシアがあります。宿根ネメシアは、-3℃以上の気温があれば1年中開花する四季咲き性の性質があります。開花期間が長いので、寄せ植えには大活躍する草花です。新品種の中には既存のものより耐寒性の強い品種もあります。

以前は一年草のネメシアに比べて花色が少なかった宿根ネメシアですが、最近は様々な色の新品種が作出され、濃い紫や複色など、従来はなかった花色が登場しています。色だけでなく花の大きさも従来の宿根ネメシアより大きめな品種もあります。

時期	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
開花
肥料

日当たりと風通しが良い場所で育てましょう。

水はけが良い土が適しています。草花用の培養土でも問題ありません。

渇いたらたっぷりとを目安に水やりをします。宿根ネメシアは過湿を嫌います。水のやりすぎ、梅雨や長雨などの雨の多い時期の水やりは注意しましょう。

開花期間が長い草花なので、肥料を定期的に与えるのが大切なポイントです。液体肥料なら月に2～3回、固形肥料なら月に1回程度が目安です。それぞれの肥料の説明書きに書いてある使用頻度は必ず確認しましょう。

アブラムシは、おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害します。さらに、ウィルス病を媒介するため植物にダメージを与え、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れていきます。早期発見が肝心です。見つけたら駆除しましょう。

宿根ネメシアの苗が豊富に流通し始めるのは秋ごろからです。徒長していない、葉の色が生き生きとしたグリーンで、つぼみがたくさんついた苗を選びましょう

地植えでも鉢植えでも栽培可能で、真夏と真冬以外ならいつでも植え付け可能です。霜に何度も当たると弱るので、霜が降りる時期は地植えの植え付けは避けましょう。

花がひと通り終わったら切り戻しをすると、しばらくすると返り咲きます。

春と秋が植え替えの適時です。鉢の中が根でいっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替えましょう。

宿根ネメシアは-3℃以上の気温があれば、真夏と真冬以外は切り戻し次第で開花する四季咲き性があります。花が終わった後の花がらはまめに摘み取ることが大切です。

一通り花が終わったら花丈の半分くらいに切り戻し、梅雨から真夏を管理すると秋に再び返り咲きます。

暑さにやや弱いため、真夏は花が休むことがあります。

一年草のネメシアより寒さに強く、関東平野部では越冬可能です。ただし、何度も霜に当たると弱ってしまうので、真冬の置き場所は考えましょう。

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