ブプレリウムとは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

ブプレリウムの特徴

ブプレリウムは、セリ科ミシマサイコ属の一年草です。明るくきれいなグリーンと軽やかな印象から、切り花として花束やフラワーアレンジメント、生け花などによく使われます。花のように見える先端のグリーンの部分は花を包む苞（ホウ）で、その中にある薄黄緑の小花が本来の花に当たります。

ブプレリウムは丸みを帯びた形の葉の中心を茎が貫いているように見えることから「ツキヌキサイコ」という和名を持ちます。

ブプレリウムは初夏に花を咲かせる一年草です。高温多湿が苦手なので、夏越しに注意を払う必要があります。風通しが良く、暑くなり過ぎない環境を好みます。切り花として多く出回っていますが、苗や鉢植えでの流通は少ないのが現状です。

切り花のブプレリウムも通気の悪い場所で管理していると、蒸れて葉や茎にカビが出ることがあります。ブプレリウムを切り花として飾る場合も、下の方の葉は取って、蒸れないように飾ってください。

時期	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
開花
植え付け

ブプレリウムは風通しよく、日当たりの良い場所を好みます。

耐寒性は無く、高温多湿を嫌います。

ブプレリウムは肥沃な土壌を好みます。

ブプレリウムは蒸れに弱いので風通しに気をつけてください。

表土が乾いたらたっぷりと与えます。水やりは午前中に行いましょう。気温が高い時期の昼間の水やりは蒸れの原因となりやすいので気をつけましょう。

蒸れると灰色かび病が発生することがあります。風通しの良い環境で管理しましょう。

ブプレリウムの苗は、茎が徒長していないものを選びましょう。株の下の方を見て、カビが生えていないかを確認します。

ブプレリウムは春の暖かい日に植え付けます。腐葉土をしっかりと混ぜ込んだ肥沃な土壌に植え付けてください。

ブプレリウムは細く華奢な茎で草丈高く生長します。株が不安定なようであれば、支柱で支えるようにしてください。

ブプレリウムは一年草です。植え替えは行いません。

ブプレリウムは初夏、5～7月くらいに開花します。グリーンの苞の中に薄黄緑色の小花を集合させるように咲かせます。

初夏にブプレリウムの花が咲いたら、切り花として飾って楽しむことが出来ます。明るいグリーンの葉と薄黄緑色の花は、他のどんな花とも相性良く生けられます。

ブプレリウムは高温多湿を嫌います。夏の直射日光が強く当たるようであれば、日除けなどで対処してください。

ブプレリウムは一年草です。冬越しの作業はありません。

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