オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)
学名

Mimosa pudica

英名
Sensitive plant、Sleeping grass
和名
おじぎ草
科名
マメ科
属名
オジギソウ属
原産地
南アメリカ・ブラジル

オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)の特徴

オジギソウは多年草ですが日本の環境では冬の寒さに耐えられないので一年草として扱われています。オジギソウの草丈は30cm~50cmで暑さには強い植物です。種はサヤ状になっています。オジギソウの花はポンポンのような形のかわいいピンク色です。葉は小さい葉がたくさん集まって一つの葉の形になっています。オジギソウは触ると葉の一つ一つが閉じる特徴があります。

オジギソウは日当たりと暖かい気候を好みますので沖縄では自生していますが、その他の地域では寒さに耐えられないようです。地震を予知する草ともいわれて、地震の前に葉が閉じる現象が起こるといわれていますが真偽のほどはわかっていません。おじぎをするのは鳥や虫から葉を守ったり、風や雨で弱るのを防いだり、夏の暑さに耐えるため光合成の必要がない夜にできるだけ水分の蒸発を防ぐ役割があるといわれています。

オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 30cm~50cm程度
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
花色 ピンク
開花時期 6月‘~10月

オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
肥料
開花

オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)の栽培環境

日当たり・置き場所

オジギソウは日当たりと暖かい気候を好みます。

用土

赤玉土、腐葉土で土作りするか、もしくは草花用の培養土に植えましょう。水はけをよくするのがコツです。

オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)の育て方のポイント

水やり

表面の土が乾いたらたっぷりとを目安に水やりをしましょう。

肥料

オジギソウは肥料が多すぎると花が咲かず、葉ばかりが茂ります。オジギソウは本来肥料はあまり必要ありません。あげるとしてもシーズンに一度くらいで十分育ちます。

病害虫

ハダニやコナジラミやカイガラムシ。害虫や病気というよりも寒さで枯れてしまうことが多いので心配であれば室内で育てましょう。

オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)の詳しい育て方

選び方

株と株の間は20cmくらいは開けましょう。葉が濃い緑色をしていて葉が密集して生えているオジギソウが元気がよい状態です。

種まき

オジギソウは種まきをする前に30分ほどお湯につけるか表面に少し傷をつけておき、ポット1つに3~4個の種をまいて日陰においておきます。発芽するまで水は絶やさないようにしましょう。発芽する温度は20度以上です。

植え付け

6月~8月の暑い時期にポットにまいて本葉が3枚くらいになった苗を鉢に植えましょう。植え付けは株間を20cmくらいあけ、水はけがよい場所に植えましょう。オジギソウは植え替えは不向きな草花です。

剪定・切り戻し

オジギソウは日本の気候では冬が越せないのですが、まれに剪定しておくと翌年また花が咲くこともありますので枯れた枝を切っておきましょう。小さな芽のようなものが見えていたら冬を越せるかもしれません。

オジギソウの花は、初夏から秋にピンクの花が開花します。

冬越し

オジギソウは日本では冬前までの一年草として扱われています。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

オジギソウは種まきで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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