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ナスタチウム(キンレンカ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ナスタチウム(キンレンカ)
学名

Tropaeolum majus

英名
Nasturtium
和名
金蓮花
別名・流通名
ペルークレソン
科名
ノウゼンハレン科
属名
ノウゼンハレン属
原産地
ペルー

ナスタチウム(キンレンカ)の特徴

ナスタチウムは、初夏から秋にかけて開花するノウゼンハレン科の一年草。丸い葉が蓮に似ていることから、金蓮花(キンレンカ)とも呼ばれています。

ナスタチウムの花の色は、オレンジ、黄色、赤と鮮やかな色合いが中心でしたが、新品種はアプリコットや落ち着いた紫色などの中間色も登場しています。

観賞用のほか、食用として花や葉はサラダなどに利用され、かわいい葉や鮮やかな色の花は、料理を彩り豊かにしてくれます。

ナスタチウム(キンレンカ)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 20~60cm
耐寒性 弱い
耐暑性 弱い
花色 黄、オレンジ、赤、アプリコット
開花時期 6月~11月

ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉

ナスタチウム(キンレンカ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
肥料
開花

ナスタチウム(キンレンカ)の栽培環境

日当たり・置き場所

ナスタチウムは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。夏の花ですが、高温多湿は苦手です。真夏は日の当たり加減を調節するとよいでしょう。

用土

市販の草花用培養土やハーブ用培養土で栽培可能です。

ナスタチウム(キンレンカ)の育て方のポイント

水やり

ナスタチウムは過湿が苦手です。水のやりすぎは、根腐れの原因となるので注意しましょう。

地植えは、根付いてからの水やりの必要はなく、降雨にまかせます。

鉢植えは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

肥料を与えすぎると、葉ばかり茂り、花付きが悪くなります。植え付け時の元肥以降は、花の開花状況を見ながら使用している肥料の頻度を守って与えます。真夏の肥料はかえってダメージを与えることがあるため、控えめにしましょう。

病害虫

立ち枯れ病

高温多湿な時期に発生します。発病すると葉が変色し、根が腐り枯れてしまいます。水の与えすぎに注意し、風通しの良い株を維持することが予防となります。

ナスタチウム(キンレンカ)の詳しい育て方

選び方

ナスタチウム

葉っぱの色が生き生きとして、つぼみが多く、徒長していない苗を選びましょう。花色は、赤、オレンジ、黄色、アプリコット、ピンク、紫などがあります。

 

ナスタチウム キンレンカ 斑入り 種類

緑葉のほか斑入り品種もあります。

ナスタチウムを食用にする際の注意点

エディブルフラワーとして食用に利用する場合、食用として販売されている苗を購入しましょう。観賞用と食用では、生産過程で使用する薬剤が違うことがあります。食用可能と確認できたもの以外は、観賞用として利用することをおすすめします。

種まき

種から育てることもできます。ポットに種をまき、良い芽を残して育苗すると移植の手間が省けて手軽です。

植え付け

春から初夏が植え付け適期です。ナスタチウムは直根性なので、根を触らないようにして植え替えます。

地植え
横に広がる性質があるため、隣の植物との間隔は余裕をもって取りましょう。

仕立て方

ナスタチウム キンレンカ 寄せ植え 

寄せ植えの材料としても利用できます。

摘芯(摘心)・摘果

苗が若いうちに摘心をして脇芽を生長させると、しっかりとした茎数の多い苗になります。

剪定・切り戻し

夏前に全体的に切り戻しを行い、真夏は花を休ませると状態の良い株になり、秋に再びたくさんの花が開花します。

ナスタチウム

6月から秋まで開花するハーブですが、極端な暑さは苦手なため、真夏は花付きが悪くなります。終わった花がらはこまめに摘み取るようにしましょう。

収穫

「4月の寄せ植えに使いたいハーブと野菜15選」で紹介したハーブの寄せ植えがモリモリ育ってきました。ハーブはまめに収穫することによって、さらに勢いよく育ちます。今回は、寄せ植えから収穫したバーブの簡単活用法を紹介します。

ナスタチウムは、葉も花も食べられるエディブルフラワーで、サラダなどに利用されます。
▼収穫ハーブを使った簡単レシピ

夏越し

極端な暑さが苦手なため、真夏は日差しを遮る工夫をするか、明るめの半日陰程度の場所に鉢を移動し、株を休ませましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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