マンデビラとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- マンデビラ
- 学名
Mandevilla
- 英名
- Mandevilla
- 科名
- キョウチクトウ科
- 属名
- マンデビラ属
- 原産地
- 中央、南アメリカ
マンデビラの特徴
キョウチクトウ科のマンデビラは春から秋まで続く長い開花期が魅力のつる性植物です。かつては「デブラデニア」の名前でも知られていました。 かつてはピンクの花がほとんどでしたが、品種改良が進み、白や赤、変化咲きのものも出回るようになりました。暑いさなかでも、つるをどんどん伸ばしていく活発な姿が魅力です。 春から秋、特に5月を中心に鉢物としてよく出回ります。冬越しもできますが、アサガオと同じ感覚で一年草として楽しむ人が増えているようです。
マンデビラの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 赤、ピンク、白、黄など |
開花時期 | 5月~10月頃 |
マンデビラの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
植え替え | ||||||||||||
剪定 | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
開花 |
マンデビラの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。
用土
赤玉土、腐葉土を配合させたものか「花の培養土」に、水はけをよくするため川砂やパーライトを若干加えます。
マンデビラの育て方のポイント
水やり
表土が乾いてからたっぷりと与えます。過湿になると立ち枯れしてしまうこともあります。特に古株は乾燥に強いので控えめに与えましょう。
肥料
春から秋の成長期に遅効性の肥料を与えます。花つきがよい時は、お礼肥として週1回程度、液肥も加えるようにします。
病害虫
新芽にアブラムシがつきやすいので気をつけます。温室やビニールで囲いだと、冬場にコナジラミが発生することもあります。
マンデビラの詳しい育て方
選び方
葉の色が濃く、つやのあるしっかりした苗を選びます。変色した葉の多い苗は、すでに根腐れしている可能性があります。あんどん仕立てにする場合はつるのよく伸びている苗を、コンパクトに仕立てたい場合は枝の分岐がよい苗を選びます。
種まき
種は自家採取がほとんどです。タンポポのような綿毛のついたごく小さな種をつけるので、ピートモスに植え付けます。
植え付け
庭植えの場合はうねを作って水はけをよくします。鉢植えは毎春、古い土を落として新しい土に入れ換えます。
剪定・切り戻し
コンパクトに育てる場合は摘芯を繰り返し、脇芽を多く出させるようにします。秋になったら大きく切り戻して、冬に備えます。