ピティロディア’フェアリーピンク’とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
ピティロディア’フェアリーピンク’
学名

Pityrodia terminalis

科名
ヴァーベナ科
属名
ピティロディア属
原産地
オーストラリア

ピティロディア’フェアリーピンク’の特徴

ピティロディア’フェアリーピンク’は、春にまっすぐに伸びた枝からピンク色の花を咲かせる常緑低木。オーストラリア原産のオージープランツです。うぶ毛に覆われてフワフワした質感のシルバーの葉茎をもち、同じくうぶ毛に覆われた丸い蕾をつけ、その中からピンク色の花が咲くのですが、シルバーリーフとピンク色の花のコントラストがとても個性的で魅力があります。花が咲いていない期間は銀白色のカラーリーフとして楽しむことができます。オーストラリアのジキタリスと呼ばれることもあり、花の形がジキタリスに少し似ています。

日なたを好みますが、真夏の直射日光と高温多湿を嫌います。夏はなるべく風通しの良い半日陰くらいの場所で育てましょう。水やりはしっかり土が乾いてからたっぶり与えます。長雨が続くような時は、鉢植えは雨の当たらない場所に移動すると安心です。

本来は常緑低木ですが、寒さにそれほど強くないので強い霜に当たると枯れてしまうことがあり、一年草として扱われることもあります。

ピティロディア’フェアリーピンク’の詳細情報

園芸分類 常緑
草丈・樹高 50~100cm
耐寒性 普通
耐暑性 普通
花色 ピンク
開花時期 3月~5月頃

▼ピティロディア’フェアリーピンク’を使った寄せ植えはこちら

ピティロディア’フェアリーピンク’の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
植え替え
肥料

ピティロディア’フェアリーピンク’の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好み、高温期の直射日光と蒸れを嫌います。梅雨や夏は半日陰になるような場所で管理すると状態良く育ちます。また、長雨に当たると株が傷みます。雨が続くような時は、鉢植えは軒下に移動させましょう。

温度

生育適温は10~25℃です。最低0℃くらいまでは耐えるので、暖地では問題なく冬越しできます。

用土

草花用の培養土で問題なく育ちます。地植えにする場合で、植え付ける場所の土が固い時は、土を掘り起こして腐葉土などを混ぜ込んでから植えます。

ピティロディア’フェアリーピンク’の育て方のポイント

水やり

土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり水やりしましょう。水は葉や花にかけるのではなく、株元に与えます。

肥料

肥料を与える適期は春と秋です。リン酸の少ない肥料を少量与えましょう。

病害虫

特に病害虫の心配はありません。

ピティロディア’フェアリーピンク’の詳しい育て方

選び方

葉色が良く、根がしっかり張っていて株元がぐらついていない苗を選びましょう。

植え付け

植え付けの適期は、春です。根を崩さないで植え付けます。

剪定・切り戻し

花が咲き終わったら切り戻し、混み合った枝をカットして風通し良く夏越しできるようにしましょう。

植え替え・鉢替え

地植えの場合は、特に植え替えの必要はありません。

鉢植えの場合は、鉢が窮屈になってきたら一回り大きな鉢に新しい土を使って植え替えましょう。植え替えの適期は、花後です。花後も切り戻しと同時に植え替えましょう。

春にピンク色の花を咲かせます。花が咲かない期間はシルバーリーフを観賞して楽しめます。

夏越し

真夏の直射日光と高温多湿を苦手とするので、暑い季節は半日陰の風通しが良い場所で管理しましょう。

冬越し

暖地では、特に冬越し対策無しで越冬できます。東京以西では軒下に移動するなど簡易的な対策で冬越しできることがあります。

寒冷地では、冬の間は室内の明るい場所に取り込みましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

挿し木で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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