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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

グズマニア

  • グズマニアは熱帯雨林に生息する着生植物です。着生植物とは、通常の植物と違い地面に根を生やし生長する植物の事ではなく、他の木々や岩など地面以外の場所に根を張り生長する植物の事です。 熱帯雨林で木の幹に様々な種類のシダや葉が共存しているのを見ると思いますが、あれが着生植物なのです。グズマニアはその仲間です。グズマニアの特徴は細く長い葉でしょう。細長い楕円形の緑の葉を生やします。 その長さは約20cm前後。葉の中から花が咲き、花の周りも葉が覆います。この時花の周りを覆う苞状葉は赤や黄色、紫などがありこの部分が花だと思われがちですが実は葉っぱで、その中央が花に当たります。 同じブロメリア科のティランジアとも見た目が似ており、花が咲くまでグズマニアかティランジアか区別できないこともあります。

アサギリソウ

  • アサギリソウは、細かい繊細なシルバーリーフが美しい多年草。「アサギリソウ」の名前の由来は、朝霧が煙っているように見える、こんもりとした銀色の草姿にあるそうです。株がある程度育つと、ヨモギの花に似た形の黄緑色の花を咲かせます。草丈は20~30㎝ほどで、株幅は50㎝以上になることがあります。高温多湿が苦手な性質ですが、適した環境であればこんもりと茂り、美しい草姿を楽しめます。どちらかというと、花よりも葉の色や草姿を楽しむ植物です。

キウイフルーツ

  • キウイフルーツは、中国の長江沿岸地方が原産のつる性の落葉果樹で5~8メートルの高さまで伸び100年以上の樹齢にもなります。雌雄異株で、雌雄ともに6枚の花弁をもつ黄白色の花を5月頃につけます。葉は長さ10~15センチのだ円形。細長い球形で表面に毛が生えた褐色の果実は晩秋に成熟し、収穫から20~30日ほど追熟させれば食用になります。果肉は緑色で香りが良くほのかな酸味と甘みがあります。 キウイフルーツは、耐寒性があり冬場-10度程度の地域でも栽培が可能です。ニュージーランドやアメリカが主産国ですが日本での栽培も広まっています。栽培には棚が必要ですが実がつきやすいので家庭果樹としても人気があります。

大豆(ダイズ)

  • 家庭菜園の中でも比較的簡単に栽培できる大豆は夏に収穫すると枝豆として、秋収穫すると大豆として収穫できます。 葉は先のとがった卵型で、花は5~8月にスイートピーのような白や紫色の花を咲かせます。花が咲いた後に結実し中に2~3個の豆がはいった莢がつきます。 大豆にはたんぱく質が3割ほど含まれ「畑の肉」と呼ばれていて、味噌や醤油、豆腐等古くから加工品としても食べられていました。 国産大豆だけでも500種ほどあるといわれています。また極早生品種から晩生品種までありますので種まき時期にあった品種を選びましょう。代表的なものは黄大豆の「エンレイ」「サチユタカ」「ユキホマレ」、黒大豆「丹波黒」、その他青大豆や赤大豆などもあります。 大豆は一般的には、中国原産とはいわれていますが、日本に自生する野生のツルマメとよく似ており、そのツルマメから栽培されたとも考えられ、中国・日本それぞれの地域で栽培化されたという説もあります。

スイカ(西瓜)

  • スイカはつる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。他のウリ科の野菜と同じように、1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。スイカは高温と乾燥を好むため、多湿に弱い性質があります。家庭菜園でスイカを育てるときは、くれぐれも水の与えすぎには注意しましょう。 スイカの形は日本では球形が主流ですが、海外では楕円形が主に流通しています。 スイカは紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていたといわれています。その後中国に伝わり、中国から日本へ渡来しました。 中国語では水分が多く、西域から伝わったため、「西瓜」と呼ばれるようになりました。日本でも漢字で西瓜と書きます。 南アフリカ中央のカラハリ砂漠から、サバンナ地帯で野生種が見つかっているため、アフリカが起源とされています。あんなにも水分を含むスイカの原産地が、砂漠というのはとても意外です。  

アリウム・シュベルティ

  • アリウムはたくさんの種類があって、大輪から小輪まで様々です。中でもアリウム・シュベルティの花は、超大輪のアリウムです。1本の茎から小さな花が集合する形状の花の直径はバスケットボールサイズくらいになります。花火のような見た目の花は、庭に植栽すると目を引く存在です。 アリウム・シュベルティは切り花にしてもとても長持ちするため、生花としても流通しています。

ブロッコリースプラウト

  • 15cmくらいのブロッコリーの新芽のことを「ブロッコリースプラウト」いいます。かいわれ大根の茎よりも細く、しゃきっとした歯ごたえが魅力です。 ブロッコリースプラウトの葉の色は、日本ではほとんどが緑色ですが、海外では黄緑、紫、白などの色も販売されています。 ブロッコリーには「スルフォラファン」という抗酸化作用のある成分があります。その「スルフォラファン」は、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」に多く含まれることが研究で分かり、一気に注目が集まりました。その他、スルフォラファン以外の栄養素として、ビタミンC、ビタミンE、葉酸などが、通常のブロッコリーよりもブロッコリースプラウトに多く含まれていることもわかっています。

ポテンティラ・オレンジスターリット

  • ポテンティラ・オレンジスターリットは、春から初夏にかけてイチゴの花に似た黄色の花を咲かせる宿根草です。葉はポテンティラの中では大きめで、シルバーグリーン色なのが特徴です。黄色い花で中心だけ赤い色をしています。 花の時期以外は丈は低めですが、花の時期になると花茎が立ち上がり、高さが40cm前後になります。春から初夏にかけて、黄色い花がたくさん開花し、ひとつひとつの花の寿命は短めですが次から次へと開花します。ポテンティラ・オレンジスターリットは花茎があちこちに散らばるように咲くので野草的な雰囲気があり、ナチュラルガーデンにおすすめの宿根草です。  

ドクダミ

  • ドクダミは、原産地が東アジアのドクダミ科での多年草です。独特な匂いでコンクリートの割れ目からも生えてくるくらい強く、抜いても抜いても生えてくる……と、雑草扱いされることも多い草花ですが、化学薬品のなかった昔は民間治療薬として重宝されてきた和のハーブのひとつです。 ドクダミは別名「十役」と呼ばれ、開花時期は5~6月で、茎先に十字型の白い花を咲かせます。ドクダミの花名の由来は、毒や傷みを抑える効果を持つことから「毒痛み」が転じたと言われる説と、葉の特有の匂いが毒ではないかといわれたことで「ドクダメ」と呼ばれるようになり、それが「ドクダミ」になったという説があります。 冬の間は地上部分はなく、春になると芽吹いて、花は5月の終わりから6月に開花します。ドクダミの花びらに見える白い部分は「総苞(そうほう)」です。花はとんがっている黄色い部分に密集しています。 近年では、観賞用のドクダミとして原種のバラのような趣がある「八重咲き」や、カラーリーフとして楽しめる「斑入り」の品種も流通しています。

クレマチス・フロリダ系

  • フロリダ系のクレマチスは、テッセンや白万重を代表とする系統で、花は四季咲き性で初夏から晩秋までとても長く花が開花します。花の咲き方は新旧両枝咲きです。フロリダ系のクレマチスの花は、八重咲きや個性的な花が多く人気の品種が多数あります。花姿は洋風にも和風の庭にも合います。開花時期が5月なので、バラの背景として用いることができます。
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