アーティチョークとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- アーティチョーク
- 学名
Cynara scolymus
- 英名
- Artichoke、Globe artichoke
- 科名
- キク科
- 属名
- チョウセンアザミ属
- 原産地
- 地中海沿岸
アーティチョークの特徴
地中海原産のキク科の野菜としては大型で、アザミに似た多年草のハーブです。
アーティチョークは日本では食材としてあまり普及しておらず、一部のレストランで提供されている食材といった印象が強い野菜です。
アーティチョークは大きな蕾ごと店頭で売られているものの、そこから下ごしらえをして食用となる部分はごくわずかになります。初めて食べる方は、物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、一度食べたことがある方なら、その美味しさのために面倒な下ごしらえも進んでするほどの美味しさです。味はユリ根のようなお芋のようなデンプン質の甘みをもちます。
アーティチョークの詳細情報
園芸分類 | 野菜 |
---|---|
草丈・樹高 | 150cm前後 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや弱い |
花色 | 紫 |
開花時期 | 6月中旬~9月初旬 |
アーティチョークの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
収穫(2年目~) |
アーティチョークの栽培環境
日当たり・置き場所
アーティチョークは日当たりの良い環境を好みます。風通しの良いところで育てましょう。
温度
アーティチョークの生育適温10~25℃です。高温ではあまりよく育ちません。
用土
プランター栽培のアーティチョークは、野菜用の培養土で育てましょう。
地植えのアーティチョークは、堆肥や元肥を入れる2週間前位には石灰を入れ耕しましょう。その後堆肥と元肥を入れ土になじませましょう。
アーティチョークの育て方のポイント
水やり
地植えのアーティチョークは根付いてからの水やりの必要はありません。
肥料
日常的にこまめな肥料やりの必要はありません。
病害虫
アブラムシがつきやすいので早期発見し、早急な防除を心がけましょう。
アーティチョークの詳しい育て方
選び方
病害虫のない健康な苗を選びましょう。
種まき
深めの箱に畑の土を入れ10cmの間隔の筋を作って種をまきます。発芽して本葉が2枚になったら小ポットに入れて育てます。
植え付け
アーティチョークは大変大きく育ちますので、株間、畝幅は1mほどの余裕をもちましょう。
植え替え・鉢替え
1年目に種から育て、2年目から収穫でき、3年目から多く収穫できます。4年目以降に苗の状態が悪くなったら古株を更新しましょう。
収穫
花蕾を収穫します。収穫が遅れるとすぐに花が咲いてしまいます。蕾がしっかり出来て、花弁が開く前に収穫しましょう。