お洒落にできる!エアプランツの育てやすい飾り方や素材
LOVEGREEN編集部
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エアプランツを育てている方が、最近とっても増えています。
人気の理由は、水やりの回数が少なくて、育てやすい、なにより形がユニークで可愛いところです。
飾るインテリアとしても優秀な、エアプランツを秋冬の季節に合わせて、素敵に飾ってみませんか?
しかも、お洒落に飾るだけでなく、目的に合っていて無駄がない合理的に育てるポイントをグリーンコーディネートをされている「グレナ トレド」新井さんにアドバイスをいただきましたのでご紹介します。
目次
エアプランツを育てるポイント
エアプランツを育てるなら、エアプランツに合った環境で育てたいと誰しも思いますね。
これからの秋冬の室内環境は、「気温が下がり」「空気が乾燥する」ということが、暑かった夏との大きな違いになります。
エアプランツを育てるポイント
環境
エアープランツは水が要らないと思われがちですが、じつは寒い季節でも週に1度は水を与える必要のある植物です。
つまり、飾るときに適度に水分を保持できるような環境を作ることで、エアプランツがとても育ちやすくなります。
そんな、適度な湿度を保てる環境を作りたいですね。
水やり
忙しい毎日を送るなかで、簡単な水やりといえども、時間を短縮したいその気持ち分かります。
エアプランツはソーキングといって、水の中にエアプランツを浸す方法もあれば、さっと霧吹きをかけて水を補給させる方法があります。
そして、大切な作業である、水やりの後のひと手間。
エアプランツを濡らしたままにせず、しっかり水を切らなければなりません。
その水を切る手間を、できるだけ省きたいですよね。
お洒落かつ合理的に飾れる素材
そんなエアプランツにとって、乾燥させ過ぎず、適度な湿気があり、水をあげた後の手間を省く素材を「グレナ トレド」新井さんにお伺いしました。
麻袋
ホームセンターなどでも取り扱いがある麻袋は、エアプランツの葉を優しく受け止める役割も果たします。
また、麻袋ごと霧吹きでエアプランツに水を与えることで、水も床に飛び散りません。
少し水気を含んだ麻袋は、天然の加湿器の代わりにもなります。
新聞紙
麻袋と同じように、直置きよりも植物を優しく受け止め、麻袋などと同じように水分を吸収し、蒸発してくれます。
手軽な素材の新聞紙は、汚れたら新しいものに取り換えるのも簡単にできますね。
それに、お洒落な英字新聞なら言うことなし!
植物の種
今回飾られていた植物の種は、種といってもとても大きな木の塊のようなモダマでした。
モダマとは、熱帯に育つ巨大なつる性の豆の木で、巨大な種を付けます。
ナチュラルな質感の天然素材は、エアプランツにとって、とても相性の良い素材ですね。
木の皮など
新聞紙や麻袋よりも、少し上級者の素材ですね。
エアプランツをシラカバの木の皮や、コルク、流木などにおくことで、木の皮の湿気がエアプランツにいきわたり、エアプランツが活着もする場合もあるほど。とてもエアプランツに合った環境です。
飾り方のポイント
せっかく飾るなら、効果的に飾りたいですよね。
「グレナ トレド」新井さんに今度は、飾るポイントについてお伺いしました。
高さを出す
ついつい床や棚の上に置くだけになってしまいがちですが、お洒落に飾るポイントとして高低差を付けることが大切とのこと。
・ご自身の部屋を見渡した時、上の空間が空いているならば上から吊るす。
・床の上、椅子の上、棚の上、梯子の上など様々な高さに応じた場所に配置してみる。
この2つを実践してみましょう。
こんなふうにプラスチックの鉢に直に針金を通し、簡単にフックをつけることもできます。
イメージとして、水をあげた後しばらくはキッチンで水気をきり、そのままキッチンの棚にかけて育てる。忙しい毎日だけれども、気軽に植物を楽しんでもらいたいという新井さんの心遣いから、この針金を付けた状態で販売されています。
買う側にとって、とても嬉しい配慮ですね。
さて、飾り方のおさらいしてみましょう♪
白い額縁風のフレームの中に、新聞紙が敷かれその上に植物が置かれています。
そのフレームから木に着生させた植物が飾られ、フレームの上にも植物が置かれている。
1つのフレームから、様々な高さを使う新井さんの高さを出すディスプレイ方法、勉強になります!
「グレナ トレド」新井さん
合理的でお洒落なエアプランツの飾り方を教えて下さったのは、グレナ トレドの新井さんです。
前回の取材で、強健なのに個性的で美しい「ユーフォルビア ミルシニテス」についてご紹介して下さいました。
新井さんの活動は、代官山Tサイトや湘南Tサイトで行われる「GREEN STYLE MARKET」への出店などの他に、教室やお店や個人宅のグリーンコーディネートもしておられます。
新井さんのセンスあふれる作品にふれてみたい方は、是非グレナ トレドのHPをご覧くださいね。
プロの遊び心
今回の代官山Tサイト会場の新井さんのお店をお伺いしたとき拝見した新井さんのディスプレイは、遊び心にあふれていました。
その遊び心にあふれたディスプレイのポイントは、「魚」です!
通常、植物と魚の組み合わせといえば、アクアリウムのように、生きている熱帯魚と水草などを想像しますが、今回新井さんが飾っていたのは、乾燥させた本物の魚「ドライフィッシュ」でした。
立体的なドライフィッシュが、まるで植物の中を泳いでいるようなディスプレイは、見るものをとても楽しませてくれました。
同じドライ同士の、ドライフラワーとよく合う展示方法に、プロのアイディアを感じます。
いかがでしたか?
お洒落な天然素材は、探せば他にもあります。
クルミに、バークチップ、松ぼっくり、ココヤシ繊維など、飾り方は無限大です!
是非皆さんも、お部屋をエアプランツと天然素材で、素敵にディスプレイしてみてくださいね♪
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