春の花のプチギフト!100均クラフト袋を利用した簡単ラッピング♪
三原広美
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お庭やベランダにお花がたくさん咲く時期や、お花屋さんで素敵なお花を見つけた時に、何か特別なイベントがあるわけではないけれど、小さな贈り物をしたくなることはありませんか?
100円ショップのクラフト袋を利用した、とても簡単で可愛いお花のラッピング方法をご紹介します。友人に、ご家族に、そして自分のために贈るギフトにお試しください。
目次
■春の花ラッピング|ふわふわボリュームたっぷりの八重咲きのストック
■春の花ラッピング|薄い花びらが泳ぐように風にそよぐスイトピー
クラフト袋を利用したラッピングバッグの作り方
100円ショップで見つけることのできる茶色のクラフト袋を利用して、お花のラッピングバッグを作ります。
ラッピングバッグの作り方|準備するもの
茶色のクラフト袋
今回はダイソーで見つけたクラフト袋を利用しています。サイズは中型で「タテ24cm×ヨコ16cm×マチ6cm」、18枚入りのものです。ラッピングコーナーで見つけることができます。
空き瓶
ご家庭にあるジャムやはちみつの空き瓶を利用します。
クラフトはさみ
ペーパーをナミナミやギザギザの形に切ることのできるクラフトはさみを準備します。手作りカードやスクラップブッキングなどにも利用できて、1本あると何かと便利です! はさみの刃の形は色々あるので、お好みのものをご利用ください。ここでは、100均ダイソーで購入したナミナミの刃の形のクラフトはさみを使っています。
両面テープ
持ち手のところを留めるのに使います。
ラッピングバッグの作り方|手順
1. 空き瓶をクラフト袋の底辺に置いて、空き瓶が隠れるように、空き瓶の高さの少し上に鉛筆で印をつけます。
2. 持ち手の幅を決めます。今回は 3cm にします。ヨコ幅 16cm のクラフト袋なので、持ち手の幅 3cm を残すと、左右はそれぞれ 6.5cm ずつ切り取ることになります。
3. クラフト袋をちょうど底部が上にくるように置きます。写真のように、ちょうどアルファベットの T の文字になるように鉛筆などで薄く線を引き、クラフトはさみでカットします。
4. クラフト袋を縦に置いて開きます。
5. 空き瓶をクラフト袋の置き、高さに合わせて飾りたい花をカットします。
6. 持ち手の部分を長さを調整しながら、両面テープで留めて出来上がりです。
春の花ラッピング|ふわふわボリュームたっぷりの八重咲きのストック
ストックは南ヨーロッパ原産のお花ですが、江戸時代に日本に渡来し、和名では「紫羅欄花(あらせいとう)」と呼ばれています。当時交流のあったポルトガルの毛織物ラシャ「羅背板(らせいた)」に葉っぱの感触が似ていることから、「葉(は)らせいた」、そこから言葉の音が変化して「あらせいとう」という名前になったそうです。
ストックの特徴はその太い茎ですが、茎からは大根と同じような香りがします。ストックが大根と同じアブラナ科の植物だからです。食べられるストックもあり、エディブルフラワーとしてもお店で見かけることがあります。葉や茎は苦すぎて食べられないようですが、お花はラディッシュのようなピリッと辛い風味があり、サラダなどに入れると色どりも美しく、風味のアクセントにもなります。
茎が太いために吸収力が強く、日持ちするお花としても知られています。色も赤、桃、白、紫、淡黄など豊富にあり、色々なアレンジが楽しめるお花です。英語圏ではストックは「gillyflower」とも呼ばれ、これはカーネーション、ナデシコなどに似た香りを持つお花を呼ぶ時の総称です。この総称が示すように、ストックもカーネーションに似た甘くスパイシーな香りがします。
八重咲のストックはボリュームがあるので、あふれんばかりの花かごをイメージして、手作りしたクラフトバックに飾り付けしてみました。この場合はペーパーバッグに入れる空き瓶も2つ用意します。春を感じさせるクリーム色のストックです。お庭でたくさん花を咲かせたストックをお家に飾り付けても素敵ですね。
▼ストックの育て方はこちらの記事をご参照ください。
春の花ラッピング|薄い花びらが風の中で泳ぐように揺れるスイトピー
地中海沿岸が原産地のスイトピー。切り花としてお花屋さんでよく見かけるマメ科のお花です。英語名は「sweet pea(香りの良いえんどう豆の意)」、和名では「麝香豌豆(ジャコウエンドウ)」と呼ばれ、その名前が物語っているように、甘い香りで周囲を満たしてくれます。
スイトピーは品種により香りにも違いがあり、目にも楽しい豊富な色のバリエーションがあります。贈り物にも、お家に飾る時にも選ぶ楽しみが膨らむお花です。
ヨーロッパでは、ベッドルームなどにも飾り、ルームフレグランスとしても楽しまれているスイトピー。その姿も愛らしく、薄い花びらが蝶々のようでもあり、見ているだけで春のそよ風を感じられるお花です。今回は陽の光にあたると、黄金色にも見える美しいイエローのスイトピーを飾ってみました。
▼スイトピーの育て方はこちらの記事をご参照ください。
100円ショップのクラフト袋で簡単に作れるお花用のペーパーバッグ。クラフトペーパーの自然なカラーは、どんなお花の色にも合わせやすいです。プチギフトとして贈る時や、お部屋やダイニングテーブルにお花を飾りたい時などに試してみてくださいね。
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