実践!蚊取り線香の作り方!基本からオリジナルの香りアレンジまで

古幡真恵

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海に花火、スイカに浴衣、風鈴とともに「日本の夏…」といえば、懐かしの渦巻き型の蚊取り線香を思い出しませんか?

最近ではローズやラベンダーの香りの蚊取り線香もあり、選ぶ楽しみも増えています。蚊取り線香の他にも、蚊取りのスタイルはマットや液体の電子の蚊取り、1プッシュで24時間効果があるものなどいろんなタイプの蚊取りグッズがありますね。

最初に日本で発売された蚊取り線香の原料は、除虫菊という菊を乾燥させたものから作られています。この除虫菊を使って、蚊取り線香を手作りで、しかも自分好みの香りも加えて作ってみませんか。

目次

手作り蚊取り線香の材料

手作り蚊取り線香の作り方

手作り蚊取り線香〜香りのアレンジ

手作り蚊取り線香を使おう!

 

手作り蚊取り線香の材料

お子さんと一緒に作ってもとっても安心な天然素材を使用します。材料はネットで簡単に手に入れることができます。

お子さんと一緒に作ってもとっても安心な天然素材を使用します。材料はネットで簡単に手に入れることができます。

除虫菊パウダー

除虫菊はキク科の多年生植物で、シロバナムシヨケギク(Chrysanthemum Tanacetum cinerariaefolium)と呼ばれる白い花のダルマチア種、原産地はクロアチアです。

100%天然除虫菊が原料のパウダーの一般的な使用方法は、害虫に直接または生息場所に帯状に散布して殺虫、忌避します。
この除虫菊の中には「ピレトリン」という除虫効果のある成分が含まれているため、ダンゴムシ、クモ、ムカデ、ゲジゲジ、クロアリ、アカアリなどの害虫を駆除することができます。

しかも、人やペットへの安全性が高く、また散布後は光・熱・空気により自然に分解吸収されるため環境にも安心して使用することができます。

※尚、水性動物などに毒性が認められています。鯉、金魚等の魚類、かえるなどの両生類、その他カブトムシ、クワガタなどのペットとして飼っている昆虫類の側で使用することはできません。

かえる印の天然除虫菊パウダー 300g

 

タブ粉(お香原料)

西日本の海岸部や東アジアから東南アジアに分布している樹木「タブノキ」の樹皮や葉を製粉したもので、無香で粘着性が高く、線香類の粘結剤として古くから利用されています。

このタブ粉が用意できない場合は、主原料がとうもろこしでんぷんなどからできている工作のりを代用してもOK。

お香原料 タブ粉/たぶ粉 100g

 

乳鉢・乳棒

日本画の絵の具を作る時や薬剤師が薬を混ぜ合わせるために使用する乳鉢・乳棒は、2種類以上の粉末を混ぜる時に便利です。

使い方は左手に乳鉢を持ち、右手で乳棒を反時計回りに回転させながら混ぜ合わせます。

磁製乳鉢 乳棒付 90mm 6-549-02

 

クリアファイルなどを適当な大きさに切り、円錐型に丸めたシンプルなコーン型を自作します。

形を整えやすい程度の水を適宜加えます。水の量は湿度や天候にも左右されるので、自己判断で少量ずつ追加します。

クッキングペーパー

型を取った後は数日間乾燥させるので、そのまま乾燥できるクッキングペーパーの上で作業すると良いでしょう。

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手作り蚊取り線香の作り方

材料が揃ったら、早速作っていきましょう。手作りでもきれいに成形できるコーン型を作ります。

コーン型の準備

1. クリアファイルに瓶のフタなどを使って「まる」を書きます。

1. クリアファイルに瓶のフタなどを使って「まる」を書きます。

 

2. ハサミで円を切り抜き、さらに半分にします。

2. ハサミで円を切り抜き、さらに半分にします。

 

3. 円錐型に丸めて、テープでとめて完成です。

3. 円錐型に丸めて、テープでとめて完成です(できるだけ細めに巻いた方が、乾燥・着火しやすくなります)。

手作り蚊取り線香の作り方

1. 除虫菊パウダーとタブ粉を1:1の割合で用意します。  今回は乳鉢の大きさが9cmなので、除虫菊パウダー10g、タブ粉10gを用意しました(これ以上の量を入れて混ぜるとあふれてしまいます)。

1. 除虫菊パウダーとタブ粉を1:1の割合で用意します。

今回は乳鉢の大きさが9cmなので、除虫菊パウダー10g、タブ粉10gを用意しました(これ以上の量を入れて混ぜるとあふれてしまいます)。

 

2. 乳鉢に2つの粉を入れ乳棒またはスプーンなどで混ぜ合わせます。

2. 乳鉢に2つの粉を入れ乳棒またはスプーンなどで混ぜ合わせます。

 

3. 水を少量ずつ入れ、形を整えやすいくらいの柔らかさにまとめていきます(水はだいたい25ml前後)。

3. 水を少量ずつ入れ、形を整えやすいくらいの柔らかさにまとめていきます(水はだいたい25ml前後)。

 

4. コーン型に入れます。この時、先を細くして型に入れるときれいに型にはまります。

4. コーン型に入れます。この時、先を細くして型に入れるときれいに型にはまります。

 

5. 型から取り出し数日間乾燥させて出来上がり。

5. 型から取り出し数日間乾燥させて出来上がり。

 

今回の分量で8個前後のコーン型の蚊取り線香が作ることができました。

今回の分量で8個前後のコーン型の蚊取り線香が作ることができました。

手作り蚊取り線香の作り方〜除虫菊と工作のり編

1. 除虫菊パウダー10gに工作のり小さじ3を混ぜよく混ぜます。

1. 除虫菊パウダー10gに工作のり小さじ3を混ぜ、全体をよく混ぜます。

 

2. 型に入れ、成形し完成です。

2. 型に入れ、成形し完成です。

 

数日乾かすと崩れはしないものの、ひび割れてきました。タブ粉の方が仕上がりは上ですね。

数日乾かすと崩れはしないものの、ひび割れてきました。タブ粉の方が仕上がりは上ですね。

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手作り蚊取り線香〜香りのアレンジ

基本の蚊取り線香ができたので、今度はお好みの香りを加えてアレンジしていきましょう。

ドライローズマリー

誰からも愛される香りのローズマリーは、料理だけでなく、ドリンクに、入浴剤、スキンケアにも幅広く使用できるハーブです。中性ヨーロッパ時代から「若返りのハーブ」といわれ親しまれているハーブです。

ドライホワイトセージ

ネイティブアメリカンが古くから儀式で使用しているホワイトセージは、場所や集まった人々を清め、邪気を祓(はら)い、神聖な空間を作るハーブですので、蚊を取るだけでなく空間の浄化にも良さそうですね。

ドライハーブ入り手作り蚊取り線香の作り方

1. ドライローズマリーを2g乳鉢に入れます。パリパリに乾燥していないと細かくすりつぶすことができないので、電子レンジでドライローズマリーを30秒ほど加熱してからすりつぶすと作業がしやすいです。

1. ドライローズマリーを2g乳鉢に入れます。パリパリに乾燥していないと細かくすりつぶすことができないので、電子レンジでドライローズマリーを30秒ほど加熱してからすりつぶすと作業がしやすいです。

 

2. 粒子がある程度細かくなるまで、乳鉢ですりつぶします。

2. 粒子がある程度細かくなるまで、乳鉢ですりつぶします。

 

3. 「2」にタブ粉5g、除虫菊パウダー5gを加えます。

3. 「2」にタブ粉5g、除虫菊パウダー5gを加えます。

 

4. 水を少量ずつ入れ、形を整えやすいくらいの柔らかさにまとめていきます(水はだいたい15ml前後)。

4. 水を少量ずつ入れ、形を整えやすいくらいの柔らかさにまとめていきます(水はだいたい15ml前後)。

 

5. 型から取り出し数日間乾燥させて出来上がり。コーン型のものが4個ほど作れました。

5. 型から取り出し数日間乾燥させて出来上がり。コーン型のものが4個ほど作れました。

アロマオイル

1. 水10ml前後に15滴ほどのお好みのアロマオイルを入れます。

1. 水10ml前後に15滴ほどのお好みのアロマオイルを入れます(今回使用したのはアールグレイのアロマオイル)。

 

2. タブ粉5g、除虫菊パウダー5gにアロマオイル入りの水を加えます。

2. タブ粉5g、除虫菊パウダー5gにアロマオイル入りの水を加えます。

 

3. 同じように型から取り出し数日間乾燥させて出来上がり。コーン型のものが3個ほど作れました。

3. 同じように型から取り出し数日間乾燥させて出来上がり。コーン型のものが3個ほど作れました。

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手作り蚊取り線香を使ってみよう!

乾燥させる日数は、環境によって異なります。直射日光の当たらない、できるだけ風通しの良い環境で、時々コーンの底も乾燥させるように向きを変えましょう。  完全に乾燥していないと途中で火が消えてしまいます。高温多湿の季節は、ある程度手作り蚊取り線香が乾燥したら乾燥剤を入れた密封袋に入れて完全に乾燥させます。

乾燥させる日数は、環境によって異なります。直射日光の当たらない、できるだけ風通しの良い環境で、時々コーンの底も乾燥させるように向きを変えましょう。

完全に乾燥していないと途中で火が消えてしまいます。高温多湿の季節は、ある程度手作り蚊取り線香が乾燥したら乾燥剤を入れた密封袋に入れて完全に乾燥させます。

実際に使ってみる

数日乾燥させた後、さらに乾燥剤を入れた密封袋に入れ5日程乾燥させた「基本の蚊取り線香」、「ドライローズマリーの蚊取り線香」、「アロマオイルの蚊取り線香」。  それぞれの匂いはしっかり残っています。これに火をつけると、どんな香りの変化が楽しめるのでしょうか。

数日乾燥させた後、さらに乾燥剤を入れた密封袋に入れ5日程乾燥させた「基本の蚊取り線香」、「ドライローズマリーの蚊取り線香」、「アロマオイルの蚊取り線香」。

それぞれの匂いはしっかり残っています。それぞれの蚊取り線香に火をつけると、どんな香りの変化が楽しめるのでしょうか。

基本の蚊取り線香

お香の材料にも使われるタブ粉が入っているせいか、蚊取り線香の香りというよりもお香に近いような気がします。煙も少ないので、室内でも気持ちよく使用できます。

ドライローズマリーの蚊取り線香

他の手作り蚊取り線香に比べて着火しやすく、ハーブの香りもほんのりつくので一番オススメしたいアレンジです。他にはない自分好みのドライハーブを材料にできるのが一番の魅力です。

アロマオイルの蚊取り線香

基本の蚊取り線香やハーブの蚊取り線香と違いほんのり甘い香りが漂います(使用しているアロマオイルにもよります)。こちらもドライハーブ同様にお好きな香りで作って楽しめる点でオリジナリティーのある蚊取り線香が作れるので、オススメです。

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古幡真恵
古幡真恵

結婚・出産そして育児をしながら、学童保育所で食育を2年間指導後、農業研究センターで大豆と稲の研究作物栽培及び実験業務に従事。屋上ガーデン・屋上菜園の管理業務、エディブルフラワー店勤務を経て、現在はLOVEGREEN編集部とBotapii編集部のアシスタントとして、初心者からでも手を出しやすい家庭菜園やエディブルフラワーの記事、sanagardenコンテンツを配信。

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