梅雨の頃に咲く多年草|半夏生(ハンゲショウ)
金子三保子
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半夏生(ハンゲショウ)
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「半夏生(ハンゲショウ)」
半夏生(ハンゲショウ)は、日本やアジア地域の水辺や湿地に自生するドクダミ科の多年草。ドクダミと同じく地下茎が伸びて広がるように増えていきます。
半夏生(ハンゲショウ)の花が咲くのは6月~7月の梅雨の時期。花は穂状でぶらんと垂れ下がり、いっぺんには咲かず、葉に近い方から徐々に頂点に向かって咲き進みます。花の開花時期になると、花穂のすぐ下の葉が白くなるのが特徴です。白くなる面積は個体差がありますが、葉が一面白くなることはあまりありません。
白い葉の方が目立ちますが、ぶら下がっている部分が半夏生(ハンゲショウ)の花。こちらはまだつぼみの状態です。
葉が色づいている半夏生(ハンゲショウ)は切り花としても流通し、爽やかな雰囲気の葉ものとしてフラワーアレンジや花束の花材として利用されています。
水辺や湿地に自生している植物なので、ぬかるんだ土を好みます。背丈が50cm~1mくらいになる大型の多年草ですが、冬は地上部分は姿を消します。
苗は山野草のコーナーで販売されていることが多いようです。ポット苗で流通していますが、背丈が大きくなるのと地下茎で増えるので、広めの庭か鉢植えなら大鉢で育てるのが向いています。
▼半夏生(ハンゲショウ)の育て方
▼半夏生(ハンゲショウ)の花言葉
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