観葉植物のおすすめの肥料と使い方

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観葉植物を健康的に育てるのに必要なのが肥料やりです。初めて観葉植物を育てる人はハードルが高いと思うかもしれませんが、2~3ヵ月に一回タブレット型の肥料を置くだけでよい肥料もあるので、ぜひ挑戦してみてください!

今回は肥料の役割と、おすすめの肥料をご紹介します。

目次

肥料の役割

観葉植物に限らず、植物に必要不可欠なものが肥料です。簡単にいってしまえば、植物のご飯ですね。人間は食物を摂取することでエネルギーを得ていますが、植物は土や水の中の肥料分を摂取してエネルギーを得ています。

代表的な肥料分として、N(チッソ)・P(リン酸)・K(カリウム)の3つがあり、それぞれ植物への効果が違います。

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N(チッソ)・P(リン酸)・K(カリウム)の役割

では一つずつどんな効果があるのか見ていきましょう!

N(チッソ)

N(チッソ)は葉肥(はごえ)とも呼ばれており、植物を大きくする役割があります。植物はN(チッソ)を利用して葉緑素を作ったり、葉や茎を生長させたりしています。

N(チッソ)が不足すると

N(チッソ)が不足すると植物が大きくならなかったり、葉の色が薄くなったりしてしまいます。そのため、寒さに当たったり葉焼けをしている訳でもないのに葉の色が薄くなったり、黄色くなったりしたら肥料不足を疑ったほうがよいです。

N(チッソ)が多すぎると

N(チッソ)が植物を大きくするならいっぱい施肥すればよい! と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。

先にお話しした通り、肥料は植物のご飯です。多すぎても植物にとってあまり良くありません。

N(チッソ)が多すぎると葉が多く出るようになり、花や実つきが悪くなります。また、病害虫に対する抵抗力が落ち、被害にあいやすくなります。人間でいうメタボ状態ですね……。

P(リン酸)

P(リン酸)は花肥(はなごえ)・実肥(みごえ)と呼ばれており、花付きや実付きをよくする役割があります。また、根の生長を助ける役割もあります。

P(リン酸)が不足すると

P(リン酸)が不足すると花数が減少し、それに伴い実の数も少なくなります。また、葉や茎が小さくなります。

観葉植物など、葉を楽しむ植物であれば不足することはあまりありませんが、花木や果樹など花、実を楽しむ植物はP(リン酸)が不足しないよう注意しましょう。

P(リン酸)が多すぎると

一般家庭での栽培ではP(リン酸)が多くなることはあまりありませんが、P(リン酸)が多すぎると生育不良を起こし、アブラナ科の植物は根こぶ病などの土壌病害が発生しやすくなることがあります。

K(カリウム)

K(カリウム)は根肥(ねごえ)と呼ばれており、植物の根の生長を促進させます。また、タンパク質や炭水化物の合成、葉での蒸散調節にも関係しており、病害虫に対する抵抗力を高める効果があります。

K(カリウム)が不足すると

K(カリウム)が不足すると根張りが弱くなり、根腐れなどが発生しやすくなります。また、葉が生育不良を起こしたり、黄色く変色したりします。

K(カリウム)が多すぎると

K(カリウム)が多すぎるとマグネシウムの吸収を阻害し、マグネシウム欠乏症を発生させることがあります。マグネシウムが不足すると葉の葉脈以外の部分が黄色く変色します。

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肥料の種類

肥料は大きく分けると有機肥料と化成肥料に分けられます。どちらも植物の生長に必要な栄養素を含んでいますが、特徴が異なるので使うシーンや目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

有機肥料

有機肥料は腐葉土や牛糞、魚粉などの有機物から作られた肥料です。特徴としては土壌自体を肥沃にする効果があり、ミミズや微生物が住み着きやすくなります。また、効果の持続期間が長く、極端に濃くなったりしないため植物に対する刺激が弱いです。

化成肥料

化成肥料は無機物から作られた肥料で、即効性があるものが多いです。また、細かな成分の調整が可能なため、様々な化成肥料が作られています。多くの化成肥料は1000倍などに希釈して使用するため、有機肥料に比べて低コストです。

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有機肥料と化成肥料の使い分け

有機肥料と化成肥料、一概にどちらが優れているとは言えません。家庭菜園などで土壌を豊かにしながら育てたい方は有機肥料の方が向いていますし、観葉植物など室内で植物を育てている場合は、コバエなどが発生しにくい化成肥料の方が向いています。また、花を咲かせたい時はP(リン酸)が多く配合された肥料を与えるなど、自分で肥料をコントロールすることができます。

肥料を使うタイミング

肥料は基本的に植物の生長期に施します。春と秋が生長期である場合が多いですが、中には夏や冬に肥料を施す植物もあるため、肥料を施す前に調べるとよいでしょう。

生長が鈍くなる真夏などに肥料を施すと、生育不良を起こすことがあるため注意が必要です。

また、エアプランツやランなどは花が咲き終わった後に肥料を与えるお礼肥という方法があります。お礼肥をすることで開花後の体力を早く回復させ、子株などを出しやすくします。

肥料の使い方

肥料は有機肥料、化成肥料ともに元肥・置き肥・液肥の3タイプがあります。花苗や野菜などで一般的なのは植え付け時に肥料を混ぜ込む元肥で、観葉植物などは置き肥と液肥を使用することが多いです。

使用する肥料ごとに希釈倍率や混ぜ込む量が指定されているので、必ずそれを守るようにしましょう。

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元肥・置き肥・液肥、どれが一番良いの?

植物ビギナーの人には元肥 or 置き肥と液肥の組み合わせがおすすめです。まず元肥と置き肥ですが、一度施肥をすればしばらくは効果が続くため、管理が楽です。最初の植物の育て方がよく分からないうちに、細かい施肥の仕方などを言われても中々むずかしいですよね。

なので、最初の頃は効果がゆっくり出始める元肥と置き肥を使用するとよいでしょう。

慣れてきたら12週間に一度、液肥を葉にかけるように施すとよいです。少量ではありますが、葉からも栄養分を吸収するため肥料をかけることで色つやが良くなります。

※小さいお子さんやペットがいる場合は、置き肥を誤食しないように注意しましょう。初めから置き肥ではなく、元肥を使用すると安心です。

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色々な植物におすすめの元肥

▲マグァンプK中粒

▲マグァンプK中粒

花を楽しむ植物を育てるときにうれしいP(リン酸)が多めに配合されており、草花をはじめ観葉植物や野菜にも適しています。

効果がゆっくりと1年間続くので、毎年植え替えるきっかけにもなります。

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色々な植物におすすめの置き肥

エードボールはNPKの配合比率が同じで、マグネシウムとカルシウムが少量配合されており、いろいろな植物に使うことができます。また、匂いが少なく効果の持続期間が23か月あるため、室内に置いている植物にもおすすめです。

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色々な植物におすすめの液肥

▲ペンタガーデン 室内・観葉植物の液体肥料

▲ペンタガーデン 室内・観葉植物の液体肥料

Nを重視し、ALA5-アミノレブリン酸)が配合されている液肥です。

ALAは肥料の吸収と光合成を補助し、寒さや日照不足といったストレスへの耐性を高めるといわれています。室内や少し暗い屋外で植物を育てている人におすすめです。

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害虫退治も一緒に行いたい人におすすめの液肥

▲ハイポネックス原液・殺虫剤入り

▲ハイポネックス原液・殺虫剤入り

肥料成分のバランスが良いハイポネックスに、アブラムシ類に有効な殺虫成分が配合されています。アブラムシ専用の農薬を使うのが心配な方におすすめです。

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