パキラの剪定した枝を挿し木して増やす方法
LOVEGREEN編集部
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パキラの剪定をする際に知っておきたい「生長点」という言葉。間違えるとしばらく新芽が出てこないなんてことも…。パキラを剪定後、その枝を挿し木にして増やす方法と注意したい「生長点」についてご紹介します。
目次
パキラを剪定するタイミング
パキラは初夏~秋が生長期です。暖かくなりはじめると新芽がぐんぐん伸びていきます。パキラの剪定の適期が5~6月ですが、真夏と真冬を避ければいつ剪定しても大丈夫です。
パキラの剪定方法
パキラを剪定する基準
- 葉が混み合って日光が当たらない枝がある。風通しも悪い。
- 日当たりが悪い環境に置いておいたら、ヒョロヒョロの枝ができてしまった(徒長してしまった)。
- 小さく仕立てたい。
- 全体の樹形を整えたい。
パキラの剪定
今回は、剪定したパキラの枝を挿し木にして増やしたかったので、切れ味の良い剪定ハサミを準備しました。
徒長している枝があり、バランスも崩れてきていたので剪定することにしました。
徒長がさらにひどくなるとこんな姿になってしまいます。節と節の間が妙に間延びしたようになります。
パキラはガジュマルと同じように丸坊主にしても新芽が出てくるくらい強健な観葉植物ですが、植物を剪定する前に生長点というものを知っておくとよいでしょう。赤丸の部分がパキラの生長点になります。
新しい枝や葉は生長点から出てきます!パキラを剪定するときに生長点を全て落としてしまうと、新芽が出てこなくなるので注意しましょう。
このように新芽が出てきます。新芽のうちからパキラの葉の形をしています。
たとえ生長点を切り落としてしまってもパキラの生命力は強いので、より大きくなると生長点が再度形成されてきます。もしあまりに上の写真のように不格好な形になってしまったら、生長点は無視して、ばっさりと剪定してしまってもよいです。
今回は生長点の上からカットしました。
他にも剪定したのは、葉が混み合っている箇所。
全体のバランスを見て、下の方の葉にも日光が当たるように考えながら剪定しましょう。
\次はパキラを挿し木にしましょう!/
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