前田有紀の一“花”言vol.31「世界らん展2019-ラナンキュラス-」想いを重ねる花々
LOVEGREEN編集部
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2019年2月15日(金)〜2月22日(金)に東京ドームで開催される『世界らん展2019』。LOVEGREENは開催期間中の2月17日(日)に、前田有紀さんとタッグを組んでフラワーランウェイを開催することになりました! キーフラワーは、幾重にも花びらを重ねる姿が美しいラナンキュラス。今回はキーフラワーにラナンキュラスを選んだ、前田有紀さんの想いに迫ってみました。
人と違ってもいい、自分は自分のままで
アナウンサーを辞め、花屋で修行をしているときにラナンキュラスの魅力に取り憑かれたという前田さん。きっかけは、色や形などの種類の多さだったそうです。
「ラナンキュラスを初めて知った当初は、こんなに種類があると思わなかったんです。でも勉強をしていくたびに多種多様なラナンキュラスの魅力を知っていって、奥が深い花だなと。皆さんには、自分好みの色・形を探してもらいたいですね」
前田さんがおすすめするラナンキュラス
前田さんが読者の皆さんに推薦するのは、ハーマイオニー。
「強いフリルの花びらと、ピンクとグリーンの絶妙な配色がとっても素敵。存在感があって、一輪で生けても絵になるんです」
前田さんのお気に入りは、シャルロット。花びらの中心が黒っぽくなっていて、外側に向かうにつれてピンクのグラデーションになっているのが特長。
「こちらも存在感抜群の品種ですね。個人的にはこういったユニークな花についつい目が行ってしまいます」
「他にもたくさんの品種がありますが、それぞれの品種はそれぞれ違った魅力を持っています。それって人間も同じことが言えるのではないでしょうか。他の人と比べるよりも、自分は自分。だから自分をもっと大切にしようと思うんです。ラナンキュラスを見ていると、そんなふうに前向きな気持ちになれるんです」
思い出を“重ねる”フラワーランウェイ
フラワーランウェイを迎えるにあたり、前田さんが裏テーマとして掲げているのが“重ねる”“レイヤード”という言葉。
「ラナンキュラスの花びらが何層にも“重なる”。私たちが衣装に花を“重ねる”。いろいろな意味で今回のイベントでは“重ねる”がキーワードになります。なにより、今回の世界らん展やフラワーランウェイにお越しいただく皆さんには、思い出と花を重ねてほしいと思っているんです」
季節の花を思い出の写真に入れ込んで
「家族で旅行に出かけたときの思い出や、子どもの成長記録を残したいときって写真を撮りますよね? そんなときは、季節のお花を入れ込むだけで思い出がぐっと深いものが変わるんです」
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「次の年に桜を見るだけで、当時の記憶が蘇る。季節のお花ってそういう力があると思うんです」
フラワーランウェイに来ていただいた先着500名様にラナンキュラスをプレゼント
フラワーランウェイを見にお越し頂いた方々には、先着で500名様にラナンキュラスをプレゼントすることが決定。ラナンキュラスをゲットして、フラワーランウェイの思い出をより深いものにしてほしいと前田さんは語ります。
「ラナンキュラスは、春しか出まわらない花。今しか咲かない、そんな儚さがあるからこそとても愛おしく感じるんです。何年後かにラナンキュラスを見たときに、“フラワーランウェイって楽しかったな”と思ってもらえたらすごく嬉しいですね」
ラナンキュラスは華やかな花なので、一輪で生けるだけでとってもきれい。
「花瓶がない人は、ジュースやジャムなどの空き瓶を再利用してみてください。ミニマムなサイズ感でもおしゃれに飾ることができますよ」
イベント詳細
「フラワーランウェイ」
~想いを重ねる花々~
前田有紀×LOVEGREEN
日時:2019年2月17日(日)15:30〜
場所:東京ドーム
『世界らん展2019 —花と緑の祭典—』についての詳細はコチラ!
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引き続き、隔週金曜日に前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信。
フラワースタイリスト
前田有紀
2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。
Facebook/前田有紀『一日一花』
instagram/@yukimaeda0117
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