秋の園芸は時期が肝心! 9月の園芸特集
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例年以上に酷暑日が多く、まだまだゆっくりとガーデニングという気分になれない今年の夏。ただ、春に咲く草花や冬から春にかけて収穫する秋冬野菜は、いつ種をまくか、植え付けるかがとても大切です。9月が適期の園芸作業をご紹介します。
春が開花時期の草花の種まきは、8月後半~10月。それぞれの種類にとって、ベストな時期に種をまくと、最適なタイミングで一番花が開花し、長くたくさんの花を楽しむことができます。種から育てた草花の一番花が咲いたときの嬉しさは格別! 失敗したら……? 冬以降に出回る苗を買えばよいではありませんか。今年はお気に入りの草花を種から育ててみませんか。
秋冬野菜の植え付けは、関東の温暖地だと9月上旬には植え付けを済ませるのが一般的。種まきは、8月中旬以降が適期のものもあります。酷暑が続くのに……。いつ秋冬野菜の準備をスタートするかに悩んでしまう最近の夏の気候です。
「秋冬野菜は、苗の植え付けが1週間遅くなると、収穫は1か月遅くなる」と言われるほど時期が重要。初期生育が良好な野菜は、実り多い収穫につながります。それぞれの地域に合わせ、適期に秋冬野菜の準備を始めましょう。
これからの季節は、厳しい残暑と肌寒さも感じられる日も出てくる、気温の変化が激しい時期。それゆえ、うっかり夏の管理と同じことを続けると、取り返しのつかない状態になることも。
秋以降は観葉植物にとって注意が必要な時期のため、しっかりお手入れをして冬を迎えましょう。秋の観葉植物の上手な育て方と注意点をご紹介します。
深みのある色のカラーリーフ、実もの…… 。素材や色にこだわって、庭やベランダを秋を感じる空間にしませんか。ワンポイントだけでも秋らしい寄せ植えを置くと、季節感を感じられる素敵な空間になります。お盆を過ぎると、園芸店には秋らしい植物が続々と入荷してきます。お休みの日に見に行ってみませんか。
9月に咲き出す花、秋が見ごろの植物をご紹介します。短日植物といって、日が短くなるのを感じて花芽を作るものがあり、そうした植物は9月以降から花が咲き始めます。秋にしか見ることのできない花、花のあとにできる実もの……。少し涼しくなったら、今が見ごろの植物を探しにお出かけしませんか?
水が乾きやすい時期の育苗、植え付けは、完全に水が乾いてしまうと幼苗があっという間に枯れてしまいます。向こう1週間の天気と自分のスケジュールを照らし合わせ、こまめにチェックできる1週間の頭にスタートさせましょう。
まだまだ暑さは続きそうです。くれぐれも無理はしないようにしつつも、次の季節をイメージして秋の園芸を楽しみましょう。