カルメナエとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
カルメナエ
学名

Mammillaria carmenae

科名
サボテン
属名
マミラリア
原産地
メキシコ

カルメナエの特徴

まん丸の形とふわふわした見た目が可愛らしいサボテンです。そのふわふわした部分がトゲですが、柔らかく毛の様な感触で触っても痛くありません。トゲが黄色い色の品種と白い品種があります。

白やピンクの小さな花が咲き、花も可愛いので楽しめます。ホームセンターなどにある、ミニサボテンコーナーに置いてあることもあり、身近に購入できるサボテンです。

カルメナエの詳細情報

園芸分類 サボテン
草丈・樹高 5~10cm
耐寒性 やや強い
花色 白、淡い黄色、ピンク
開花時期 春~夏

カルメナエの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え替え・増やす時期
肥料
開花時期

カルメナエの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たり・風通しの良い所を好みます。日陰で管理をされますと、徒長して本来の形と違う細長い形になってしまったり、腐ってしまうことがありますので、通年日の当たる場所で管理をします。風通しも悪いと蒸れやすくなるので注意しましょう。また、たくさん日に当ててあげることで花も咲きやすくなります。

温度

0度くらいまで耐えますが、5度以上は保つようにし室内の暖かいところに移動させましょう。霜には当てないようにします。

用土

水はけの良い土を利用します。サボテンや多肉植物の専用土を使うと便利です。

カルメナエの育て方のポイント

水やり

春~秋は土が乾いてから3~4日後に与えます。乾かし気味に管理をしますが、与える際は鉢の底から水が出るくらい与えてください。
夏は蒸れやすくなりますので、水のあげすぎに注意します。涼しい時間帯に与え、ジョウロでサーっとやる程度、表面の土が濡れる程度の量を与えます。頻度は月に1,2回位。
冬は断水します。

肥料

初夏の時期と秋に緩効性肥料か薄めた液体肥料を与えてもいいでしょう。頻度は月に1度程度。

病害虫

カイガラムシやネジラミ、ワタ虫がつく可能性があります。見つけ次第すぐに駆除しましょう。ピンセットで取り除いたり、薬剤散布で駆除します。

カルメナエの詳しい育て方

選び方

茶色くなっていたり、根元が黒っぽくなっているものは、枯れているかもしれませんので選ばないようにしましょう。

植え替え・鉢替え

春か秋に行いましょう。株が群生して鉢を覆っていたり、鉢と株のバランスが悪くなっている、底から根が出ている、水はけが悪い、といった状態になっていれば一回り大きな土に植え替えます。目安は1~2年に一度行いましょう。
揉むようにして鉢をほぐしていきます。古い土はなるべく落とし、同時に古くなった黒っぽい根があれば取り除きます。長く伸びすぎた根もカットします。根全体の3分1位の長さで切りましょう。そして新しい土に植え替えます。その際に、マグァンプなどの元肥を少量土の中に混ぜてから植えるといいでしょう。
植替え後は日当たりのいい場所に置きます。すぐにお水は与えず、1~2週間後に与えます。また、植え替えて1週間は、キッチンペーパーや紙などを株に被せるとさらにいいでしょう。

春~夏にかけて咲きます。

夏越し

多湿にならないようになるべく風通しを良くして管理をします。水やりは涼しい時間帯に土の表面が湿る程度で与えます。

冬越し

5度以下になるようであれば暖かい所に置き、霜や雪には当てないようにします。冬場は日が短くなりますので、なるべくたくさん日に当ててあげましょう。また、水やりは極力控えるか、断水します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分け、挿し木、胴切りで増やすことができます。
横から子株が吹いたり、親株の上に付いたりしますので5cm以上の大きさになったら、清潔なカッターで切り落とします。切り落とした子株は、すぐに土に挿さず、切り口の乾燥も兼ねて半日陰の風通しの良い場所で管理をします。1~2カ月くらい経つと根が出てくるので、発根が確認出来たら土に軽く根元を埋めるように挿します。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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