ルリマツリ(プルンバゴ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ルリマツリ(プルンバゴ)
- 学名
Plumbago auriculata
- 英名
- Plumbago
- 和名
- 瑠璃茉莉(ルリマツリ)
- 別名・流通名
- プルンバゴ
- 科名
- イソマツ科
- 属名
- ルリマツリ属
- 原産地
- 南アフリカ
ルリマツリ(プルンバゴ)の特徴
ルリマツリはイソマツ科の半耐寒性常緑低木で、5月~10月に青紫や白の可愛い花を次々と咲かせます。別名ではプルンバゴとも呼ばれています。日が当たり、風通しと水はけの良い環境を好みます。
半つる性で樹高は50cm~3mほどあり、背が高くなってくると枝先が少し垂れてきます。支柱やトレリス、庭の柵などにふんわりよりそって大きく育ちます。
ルリマツリ(プルンバゴ)の詳細情報
園芸分類 | 常緑 |
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草丈・樹高 | 50cm~3m |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
花色 | 青紫、白 |
開花時期 | 5月~10月 |
ルリマツリ(プルンバゴ)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け・植え替え | ||||||||||||
開花 | ||||||||||||
肥料 |
ルリマツリ(プルンバゴ)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通し、水はけの良い場所を好みます。数年するとかなり株が大きくなるので、他の植物との間はあけて植栽します。ルリマツリは日光が足りないと花付きに影響します。
用土
水はけの良い用土を好みます。
鉢植えの場合は、市販の草花用の培養土で問題なく育ちます。
地植えの場合は、事前に植え付ける場所を掘り起こして元肥や腐葉土などを混ぜ込んでおきましょう。
ルリマツリ(プルンバゴ)の育て方のポイント
水やり
地植えの場合は、根付いた後は特に水やりの必要はありません。真夏に雨が降らず、日照りが続いた場合は水やりしましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。夏場は水切れに注意し、真冬は夏よりは乾かし気味に水やりしましょう。
肥料
初夏から秋の開花期間中、定期的に適量追肥しましょう。
ルリマツリ(プルンバゴ)の詳しい育て方
選び方
ポット苗や鉢で流通しています。葉が生き生きとした緑色の苗を選びましょう。たくさん開花している鉢の場合は、鉢の中で根が回っている可能性が高いので、植え替えが必要です。
植え付け
遅霜の心配がなくなる4月後半から6月が植え付け適時です。
仕立て方
ルリマツリは半つる性なので、支柱やトレリス、柵などにそわせて育てます。
剪定・切り戻し
生長が速いので、大きくなりすぎたり、混み合いすぎた枝は剪定します。強い切り戻しにも耐えて再び開花します。
植え替え・鉢替え
鉢植えの場合は、1年に1回、一回り大きめな鉢に植え替えます。
花
5月~10月の長い間、花が咲き続けます。ルリマツリの花を次々と咲かせるためには、咲き終わった花がらを早めに取ることが大切です。ハサミを使って咲き終わった花をこまめに摘み取りましょう。
夏越し
暑さには強いので特別な夏越し対策の必要はありませんが、生育旺盛なので、混み合った枝を剪定して風通し良くしておくと、病害虫の害を受けにくくなります。
冬越し
関東以西の温暖な地域では、屋外で冬越しできます。霜が降りる地域では、寒い季節は室内に取り込む必要があります。
ルリマツリは原産地では常緑に分類されますが、日本では冬は地上部が枯れることが多いです。根は生きているので、鉢植えは水やりを続けましょう。冬の水やりは寒い時間帯だと根が凍ってしまうので、午前中の暖かい時間帯に行います。冬はやや乾燥気味で大丈夫です。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ルリマツリは、挿し木で増やすことができます。挿し木の適期は5月~6月頃です。