ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • canva 画像 ディモルフォセカ
  • canva 画像 ディモルフォセカ
  • canva 画像 ディモルフォセカ
植物名
ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)
学名

Dimorphotheca 

英名
Dimorphotheca
和名
アフリカ金盞花
科名
キク科
属名
ディモルフォセカ属
原産地
南アフリカ

ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)の特徴

ディモルフォセカは、キク科ディモルフォセカ属の一年草です。和名を「アフリカ金盞花(キンセンカ)」といいます。草丈は20~50cm程度になり、5cm程度の花をつけます。その花色は、黄色と鮮やかなオレンジ色のほかに、白もあります。どれも花びらの根元が濃い青に染められています。

ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)の花名の由来は、ギリシャ語で「2つの形の箱(果実)」という意味で、舌状花と筒状花で種子の形が違うことと、ひとつの花の種子に2種類の形状があることから名付けられました。

ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 20~50cm
耐寒性 普通
耐暑性 普通
花色 黄色、オレンジ、白、複色
開花時期 3月~6月

ディモルフォセカの花言葉

 

ディモルフォセカとオステオスペルマムの違い

ディモルフォセカは同じキク科のオステオスペルマムと似ていますが、ディモルフォセカは一年草、オステオスペルマムは多年草として分類されています。ディモルフォセカの花期は3月~6月、オステオスペルマムの花期は3月~6月と9月~11月です。

 

ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
肥料
種まき

ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)の栽培環境

日当たり・置き場所

ディモルフォセカは日当たりと風通しが良い場所を好みます。梅雨の時期は雨を防げる軒下などで管理するとよいでしょう。

用土

ディモルフォセカは水はけの良い土を好みます。草花用の培養土でも問題なく育ちます。

ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)の育て方のポイント

日常の管理

開花中、花がらや枯れた葉をこまめに摘み取るとたくさんの花を咲かせ、状態の良い株を維持できます。花がら摘みをやるとやらないのでは、ワンシーズンに咲く花数と開花期間に違いが出ます。また、葉が混みあってきたら、下草の部分や黄色い葉を取り去り、風通しを良くすると元気に生育します。

水やり

ディモルフォセカは多湿に弱いので、乾燥気味に育てた方がよく育ちます。

株元の土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。梅雨時や雨後に土が湿っているときは水やりを控えます。

肥料

植え付けるときに、土に緩効性肥料を混ぜ込み、開花中は適宜追肥を行います。

病害虫

害虫
アブラムシヨトウムシ

病気
灰色かび病
カビ(糸状菌)によって引き起こされる伝染性の病気です。
枯れた花や葉を放置しておくと、そこから感染が拡大します。花がらや落葉は、こまめに取り除き、ゴミに出すか地中深く埋めます。灰色カビ病は多湿を好むので、風通しを良くし、鉢物は十分日照に当てることで予防しましょう。また、葉や花などに水滴がついた状態が続くと感染しやすくなります。水やりは株の根元に直接与えるようにします。

ディモルフォセカ(アフリカキンセンカ)の詳しい育て方

選び方

株元が乱れていない、葉の色がきれいで、つぼみのたくさんついた株を選びましょう。

種まき

種まきの適期は、春まき3月~4月、秋まき9月~10月です。

春まきは開花期間が短くなります。

植え付け

苗の植え付け適期は3月~4月です。浅植えや深植えにならないように気を付けましょう。

ディモルフォセカは、3月~6月に開花する一年草です。

夏越し

ディモルフォセカは3月~6月に開花する一年草のため、夏越し対策は必要ありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種まきで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング