オリーブの花言葉|種類、特徴、花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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オリーブの花言葉と種類についてご紹介します。オリーブはモクセイ科オリーブ属の常緑高木。オリーブオイルやピクルスなどの食用としての他、ガーデニングでも人気の樹木です。
目次
オリーブの花言葉
「オリーブ」の花言葉は「平和」「知恵」
オリーブについて|基本情報
科・属 | モクセイ科・オリーブ属 |
和名 | オリーブ |
英名 | Olive |
学名 | Olea europaea |
原産地 | 地中海地方、中近東、北アフリカ |
開花期 | 5月~6月 |
オリーブとは|特徴、魅力、花言葉の由来
オリーブはモクセイ科オリーブ属の常緑高木で、主に地中海地方の原産とされています。
初夏に、同じモクセイ科のキンモクセイに似た白や黄白色の4枚の花びらを持つ小さな花を咲かせ、その後丸くて可愛らしいグリーンの実をつけます。その実は赤、紫、黒へと成熟し、10月~11月頃に完熟して黒褐色になり、オイルやピクルスなどに利用されます。実はそのまま食べるととても渋いのですが、加工することで美味しく食べられます。
そのように家庭の食卓でも日常的に利用されているオリーブですが、植物としてのオリーブの魅力は何といっても樹形と葉色です。葉の表面は光沢のある緑色、裏面には白い細毛が密生していて、風が吹くときらきらと銀灰色に輝きます。オリーブグリーンと言われる色もありますが、他の植物にはなかなかないような葉色や、スモーキーで乾いた感じの枝や幹の色など、オリーブの木には様々な魅力があります。
「平和の象徴」としてハトが口に葉をくわえているデザインを見たことがあるかもしれませんが、あの葉はオリーブです。オリーブが「平和の象徴」とされるのは「旧約聖書」のノアの箱舟のエピソードに由来すると言われています。ハトがくわえてきたオリーブの枝を見て、ノアは洪水が引いたことを知ったそうです。「平和」という花言葉がついているのはそのことがきっかけとされています。ちなみに、ラグビーワールドカップ2023のトンガのジャージのエンブレムには、海鷲(ウミワシ)とオリーブが描かれています。また「知恵」という花言葉は、オリーブが様々な用途で使われる知恵の詰まったものであることからつけられたと言われています。
オリーブの剪定方法
オリーブの実がつく、つかないは剪定次第と言われます。オリーブは、その年の春から初夏に伸びた新梢に翌年花を咲かせて実をつけるため、剪定の時になるべく新梢を残しつつ、混み合ったところを中心に剪定することが大切です。
剪定する枝は、重なり合っている枝、下向きの枝、内側向きの枝、平行に出ている枝、ひこばえ(根元から脇芽のように出だ枝)です。
また、オリーブの木を若返らせるには強剪定が効果的です。重く茂りすぎた木は、思いきって太い枝の部分で切り戻しして、木のリフレッシュをはかりましょう。強剪定の翌年は実がつきませんが、2年目には元気な枝がたくさん出て形も整い、実もぐんとつきやすくなります。
▼オリーブの剪定について詳しくはこちら
オリーブの種類
ネバディロブランコ
耐寒性があり、枝葉の数が多く生垣や街路樹にも向きます。育てやすく初心者にもおすすめです。オイルによく使われる品種です。
オヒブランカ
寒さや病気に強く、生育旺盛で剪定によって形が整えやすいので初心者にもおすすめです。自家結実性あり。
シプレッシーノ(チプレッシーノ)
樹形がまとまりやすく、狭い場所にも向きます。耐病性が高く、実つきが良い性質で、初心者にもおすすめです。
アザパ
丈夫で育てやすく、チリで50%を占めるテーブルオリーブ生産用品種です。
アルベキーナ
萌芽力が強く、刈り込むと密な樹形になります。葉も実も小さく、実が鈴なりにつきます。実のオイル含有量が多く、高品質のオイルができます。
コロネイキ
耐寒性は弱めで、実や葉は小さくて可愛い。実のオイル含有量が多くギリシャのオイル生産用主要品種になっています。
ピクアル
病気に強く生育力が旺盛です。スペインで栽培しているオリーブのうち、約50%を占めるといわれるオイル生産用の定番品種です。
マンザニロ
スペイン語で「小さなりんご」という意味があり、世界で最も多く栽培されている品種です。実つきも良く、樹高が低めで栽培・収穫がしやすい特徴があります。
ミッション
寒さにとても強く、樹形がバランス良く生長するのでシンボルツリーや狭い場所にも向きます。
ルッカ
寒さや炭疽病に強く、小豆島で多く生産されています。自家結実性あり。
オリーブ活用法
観賞用
オリーブを地植えや鉢植えで育てて枝ぶりや葉の美しさを楽しみます。
枝葉でクラフト作り
剪定した枝葉を使ってリースやスワッグを作ることができます。
実を食べる
実を使って塩漬けやメープルシロップ漬けが作れます。
オリーブオイル
実がオリーブオイルの原料として使われます。
お茶
無農薬で育てると、剪定した葉をお茶にして楽しむことができます。
▼オリーブの活用法について詳しくはこちら
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