知っておきたい庭木の植え付け方法。オリーブの木の植え付け方

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大曽根百代

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LOVEGREENのバルコニーにオリーブの木の植えつけをしました。

オリーブではない他の庭植えの木全般に参考になるかと思いますので、是非参考にしてみて下さい。

 

目次

植え付け

ダムを作ってから水やりを

支柱を立てます

 

植え付け

今回は根回り60cm位のオリーブを植えますので、それが入る大きさの穴を掘ります。

理想は根鉢が隠れるくらいの深さの穴ですが、今回は深さが制限されてますので、後で土を足します。

 

正面にしたい向きを決めたら、そのまま掘った穴の中へ

 

根っこ部分が麻で根巻きされている場合は、取ると根が崩れたり乾燥してしまったりするので、取らずにそのまま植えます。

麻はいずれ土中で分解されますので大丈夫です。

 

土を足しながら根鉢が隠れるまで土を被せます。

 

土をかぶせたら、株を固定するために土ぎめを行います。

根鉢の下までしっかり土が入っていくように、スコップで周りをグサグサしていきます。

 

根鉢を刺さない様に気を付けながら行ってください。

土が足りないところは奥まで刺さりますので、ぐるっと何周か繰り返すと刺さる深さが浅くなってきますので、そしたら完了です。

 

ダムを作ってから水やりを

植え付けが終わったら必ず水やりを行いましょう。

その際、草花の苗を植えた時のような水やりでは十分に下まで水が行き渡らず、すぐに乾いてしまうので、木の場合はダムを作ります。

 

ダムを作る際は、土が柔らかい場合が手でも大丈夫ですが、

土が固いときは、足で根鉢を固定させるように踏みながら根鉢の周りを一周させても自然に溝を作れます。

 

ダムを作り終えたら水をあげます。

 

初めは水をすぐ吸収するので沢山あげます。いっぺんにあげるとダムから溢れますので何回かに分けてあげます。

根っこまで水がいくように、水をあげながら棒などで挿していきます。

 

水があふれそうになったら一旦止めて、再び棒を刺していきます。

場所によっては深く刺さったり浅く刺さったりしますので、深く刺さるとこを重点的に行ってください。

たまった水が無くなったら、再び水を注ぎます。

これを3回くらい行うと段々水が吸収するスピードが遅くなり、水が溜まりやすくなってきます。
そうしましたら、水が引くまでしばらく放置します。

水が完全に引いたら土を被せて完了です。

 

支柱を立てます

オリーブは根が浅く、倒れやすいので風などで倒れないように支柱をします。

 

支柱を立てましたら植え付け完成です!

植え付け後は、極端に乾燥させないように気を付けながら管理を行いましょう。

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大曽根百代

千葉大学園芸学部を卒業後、園芸店に勤め、販売だけなく植物をきちんと理解したいと思い、千葉大の苗生産部にて植物の生産業(花苗)に従事。その後、多肉植物の生産を経験。現在は多肉植物の販売サポートやバラの管理業務をしています。多肉だけでなく植物全般好きで、宿根草なども育てています。最近はマイクロ胡蝶蘭とバンダにも挑戦中。より植物の魅力を感じ、皆様にもその魅力と生産者情報を記事としてこれからも発信していきます。

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