簡単なのに可愛い!おしゃれな押し花のボタニカルキャンドルの作り方
山田智美
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春のお花を押し花にして、キャンドルに閉じ込めてみませんか?キャンドルから透ける押し花は、ふんわり砂糖菓子ような可愛らしさです。ただ見ているだけで幸せな気分になれます。
プレゼントにしても喜ばれる、とっても簡単な押し花のボタニカルキャンドルの作り方をご紹介します。
目次
アイロンで時短!押し花の作り方
最初に押し花を作りましょう。今回はアイロンを使って時間短縮をしました。作り方はとっても簡単です。
- 最初にタオルを広げます。次に新聞紙や上質紙、クラフトペーパーなどの上にキッチンペーパーやティッシュを敷きます。その上に押し花にしたい花を並べます。この時、花と花がくっつかないように間隔をしっかり取りましょう。
- 並べた花の上からキッチンペーパーあるいはティッシュを被せます。さらに花色が滲んでこないように、上にもう一枚紙を重ねます。さらにタオルを被せます。
- この上からアイロンをかけます。少しずつ場所を移動させながら10秒くらい。アイロンを動かすと、花がよれてシワになってしまうこともあるので、ゆっくりと乗せるだけです。アイロンを離して10秒くらい休ませます。熱と一緒に花の水分が飛んでいきます。また10秒アイロンを乗せます。
この工程を3~5回ほど。時々タオルと紙をめくって様子を確認しながら進めます。花がぱりっとしたら完成です。
▼押し花キットでつくるのも◎
押し花のボタニカルキャンドルの作り方
押し花のボタニカルキャンドルの材料
- キャンドルに閉じ込めたい押し花 好きなだけ
- モールド(キャンドル型)大小各1
- キャンドル芯(芯を固定させる座金が付いたものが便利です)
- パラフィンワックス
1.モールド小から作ります。
パラフィンワックスを80℃くらいの湯煎で溶かします。
キャンドル芯を溶けたワックスに浸して、コーティングをします。
モールド小にキャンドル芯をセットします。芯がキャンドルの中心にくるよう、割りばしなどで固定します。
溶けたパラフィンワックスを流し込みます。サイズによりますが、固まるまで半日から一晩、動かさないようにします。
2.モールド大に押し花をセットしましょう。
押し花を入れたい位置まで、モールド大に溶けたワックスを流し込み、すぐにこぼします。モールド大の内側にワックスが薄く付いたところで、手早く押し花を貼り付けていきます。
押し花は外側に花の顔が位置するように貼りましょう。
ワックスが乾いてしまってくっつかなければ、溶けたワックスに押し花を軽く浸して貼り付けます。
3.ボタニカルキャンドルの仕上げです。
モールド小から固まったキャンドルを取り出し、モールド大にセットします。この時も芯が中心にくるように割りばしなどで固定します。
ゆっくりと溶かしたパラフィンワックスを流し込みます。この時勢いよく注ぐと押し花が浮いてはがれてしまうこともあります。ゆっくりと静かに注いでください。
押し花のボタニカルキャンドルの完成!
半日から一晩置いてワックスが固まったら押し花のボタニカルキャンドルの完成です!モールドからそっと取り出して、その砂糖菓子のような可愛らしさを眺めましょう。
あまりの可愛さに思わず声が出てしまうかもしれません。周りの人にびっくりされないように注意してください。周りの人にびっくりされたら、せっかくですから見せてあげてください。その可愛さを共有しましょう。
押し花のボタニカルキャンドルの作り方 コツと注意点
・市販のモールドは底に穴が空いています。これは固まったキャンドルを取り出しやすくするためです。ワックスを流し込む前にガムテープでしっかりと塞いでください。
・ワックスは固まると真ん中がへこみます。へこんでいるのが可愛いところだと思うのですが、気になる方は乾き始めてへこんできた頃に、ワックスを注ぎ足してください。
・ボタニカルキャンドルを作るときは入れた花材が燃えてしまうことのないよう、燃焼プール(炎の周りのキャンドルが燃焼して溶ける部分)も考慮して、あまり内側には花材は入れないようにしましょう。
・プレゼントにする時は必ず燃焼実験をしてからにしてください。
過ぎていく季節をキャンドルの中に閉じ込めて独り占めするような、押し花のボタニカルキャンドル。とっても贅沢なキャンドル。
頑張ってる自分に、押し花のボタニカルキャンドルを灯してゆったりと過ごす時間をプレゼントするのもおすすめです。
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