千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスとは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスの特徴

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスは千日紅の一種。一般的な千日紅が一年草であるのに対して、宿根性の性質を持つ半耐寒性多年草です。暖地では露地での越冬が可能で、宿根千日紅と呼ばれることもあります。

地植えでは草丈が1m前後で大株になり、千日紅の中では花が大きめなので、庭や花壇に植え付けるととても見栄えがします。暑さや乾燥に強く長期間開花し、一度植え付ければたいした手入れもいらないため、長時間の作業がしにくい夏のガーデニングにはうってつけの草花です。

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスの色は、華やかな蛍光味を帯びたピンク色としべの黄色がとても目を引く色あいです。花は初夏から晩秋くらいまで咲き続け、とても開花期間が長い夏の花のひとつです。切り花としても流通し、ドライフラワーにしても色がきれいに残るため人気の花材です。

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスは、日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。

水はけの良い土が適しています。市販の草花用の培養土でも問題なく育ちます。

地植えの場合は、植え付け直後の水やり以外は降雨に任せて問題ありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いてからたっぷりと水をやります。乾燥気味に管理する方がよく育ちます。

開花期間中、緩効性肥料もしくは液体肥料をそれぞれの肥料の容量に応じて与えます。

目立った病害虫の害はありません。

葉の色が美しい色で、草丈がしまって倒れていない姿形の良い苗を選びましょう。

千日紅類の発芽適温は20～25度程度です。

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスは、背丈が高くなる品種です。地植えにする場合は、生長後を考えた位置に植え付けます。

草丈が乱れたら切り戻します。

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスは、初夏から晩秋まで長期間開花します。種を収穫する目的以外は、花がらはまめに摘み取った方が株の美しさを保ち、たくさんの花が開花します。

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスは花持ちが良いため、切り花としても流通しています。ドライフラワーにすると長い期間、色落ちせず美しさを保ちます。

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスは、暖地では宿根草として育てることができます。晩秋になり、一通り花の開花が終わったら株元で茎を切り戻してマルチングをしておくとよいでしょう。

冬は地域によって半常緑～落葉の状態となります。地下の根茎が残り春になると芽吹きます。

千日紅（センニチコウ）・ファイヤーワークスは種で増やすことができます。

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