準備はお早めに。鉢植えアジサイの植え替えと剪定
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鉢植えのアジサイは母の日などのギフトとしても人気があります。大切な人からの贈り物を、より長く楽しむには生育に合わせた手入れが重要です。鉢植えのアジサイの育て方と、植え替え、剪定についてを簡単にまとめました。
目次
アジサイの植え替えタイミングはいつ?
花後〜7月頃が植え替え時
アジサイなどの落葉樹類の植え付けや植え替えは、本来は落葉期が適時です。ただし、今年購入した鉢植えは、花が終わった頃に植え替えをしましょう。適したタイミングは7月頃までとそんなに長くはありません。この時期を逃さないよう、前もって必要なものを用意しておくことをおすすめします。
剪定は来年の花のために大切な作業
剪定することで来年咲く花芽や、新芽の生長を促します。花が咲き終わったら、花を摘み取ることもかねて剪定をします。適宜は本格的な暑さが訪れる前の7月中に行うのがベストです。
アジサイの植え替え
必要なもの
・アジサイ専用の培養土
今回はピンクのアジサイなので、赤、ピンクアジサイの植え替えに最適な土を使用します。
・プランター
・鉢底石
花色に合わせた土を使う
アジサイは土のpHで花の色が変わります。アルカリ性の土はピンク、赤、酸性は青、紫の花色に変化します。 花色に合わせるにはpHをはかり、土壌の調整をしないといけません。市販で花色に合わせて調整された培養土は手軽でおすすめです。
植え替え前の準備
まず初めに咲き終えた花を切ります。切る位置は、花から2節~3節下の充実した脇芽が出ている上でカットします。花が咲かなかった枝は剪定せずに残します。
鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れる
石や土が流れ出ないようにネットを敷いてから、鉢底石を鉢底ネットが隠れる程度入れます。
培養土を入れる
鉢の1/3くらいまで培養土を入れます。
株を鉢に入れる
根鉢を崩さずに鉢の中央に株を置き、隙間を培養土で埋めます。この時、土がしっかりと入るように割り箸などを使って土を鉢に詰めます。
たっぷりと水やりをする
植え替え後に鉢底穴から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。
季節によって置き場所を変えよう
夏以外は日当たりの良い場所で管理しましょう。
夏の強すぎる光は、葉焼けを起こしたり水切れしやすくなるなど、アジサイにとってストレスになることがあります。真夏は風通しの良い、優しい日光の当たる場所に置いてください。
もっと詳しい育て方を知りたい方へ
アジサイの詳しい育て方や、作業はこちらの記事にまとめています。育てていて、不明な点が出てきた時に役立つと思いますので、チェックしてみてください。
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