シエルブリエ｜虹のような花色のフリル咲きパンジー

シエルブリエ

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「シエルブリエ」。花日和さんオリジナル品種のパステルカラーのパンジーです。性質の良い株を繰り返し選抜して育種したことで生まれた、こだわりのパンジーだそうですよ。

先日、園芸店でシエルブリエを見つけて購入しました。花色は白、黄、ピンク、紫、ブルーなどがあるのですが、それぞれ個体差があって、同じ色の系統でもそれぞれ色の出方が違って個性があり、見れば見るほど全部可愛くてどれにするかとても悩みました。悩んでいる時間はとても幸せな気持ちでした（笑）

結局、第一印象でいいなと思った、淡い黄色とブルー系の2ポットに決めました。

早速、夏越ししてきれいに咲き始めた白のスイートアリッサムと一緒に寄せ植えしました。写真は、植え付けて10日くらいたった様子です。花茎がすくっと立って、花の美しさが際立っています。葉も一枚一枚上向きにピンとして、風通し良く育てられそうな印象です。

淡い黄色と思っていた株から次に咲いた花は、なんと、こんなピンク系の色。フリルの雰囲気もやわらかくて全体が丸い雰囲気です。咲き進むにつれて徐々に色が変わったり、フリルの入り方も変わっていくのだろうと思います。日の当たり具合や気温によっても変わるみたいです。一株で色んな花姿が楽しめそうでワクワクします。

パンジーは、スミレ科スミレ属の耐寒性一年草。秋冬の花苗の代表選手と言えます。10月～5月頃までの長い期間花を咲かせて、庭やベランダを華やかに彩ってくれるのでとても重宝します。寒さが厳しい1月～2月頃には花が少なくなりますが、春を感じると勢いよく咲きます。

シエルブリエはどんな草花とも合わせやすいですが、写真のようにシルバーリーフと合わせると清楚で上品なイメージに仕上がります。合わせているシルバーリーフは、ヘリクリサムです。

シエルブリエは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。株元の土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。咲き終わった花がらを摘み取ると、次の花が咲きやすくなったり、病害虫の予防につながります。花が咲く期間が長いので、肥料が切れないように適宜追肥しましょう。

パンジーの価格は、100円前後からちょっとお高めなものまで幅が広いですよね。お高めの苗は、やっぱり品質が優れていて育てやすかったり、病害虫に強かったり、花色や咲き方が普通とは違ったり、育ててみるとわかる何らかの理由があるように思います。一度その良さを知ると、信頼できるブランドの苗を毎年買う方も多いのではないでしょうか。パンジーは秋から春まで花が咲き、たくさん咲いたら切り花にも使えるので、気に入ったこだわりの苗を育てて外と部屋の両方で楽しむのも素敵ですよね。

庭やベランダ、玄関先などで、シエルブリエのようなこだわりのパンジーを育ててみるのも色々な発見があって楽しくておすすめです。

2020年記載の新種 | ティランジア・ロンギスカパ

前の記事

クリスマスにも普段にも飾れるクリスマスローズとユーカリのナチュラルリース

次の記事

前向きな花言葉一覧｜感謝、幸福、希望など素敵な花言葉の花 初心者も簡単に育てやすい人気のハーブ42選｜おすすめポイントと育て方のコツ 【みんなの使用レビュー】観葉植物や多肉植物をケアするINLIVING 植物用コンディショニングミスト

グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定２級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。