閉鎖花|園芸用語集
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園芸、生花業界で使われる「閉鎖花」について、読み方や意味をご紹介します。
閉鎖花(へいさか)とは
閉鎖花とは、花を咲かせずに受粉して結実に至る花のこと。通常植物は、花を咲かせて、風や昆虫に手伝ってもらいながら受粉し、結実します。閉鎖花は、花を閉じた状態で自家受粉するため、蜜線や花粉の裂開などが省略されている、とても合理的な受粉方法といえます。この反対で、開いている花を「開放花(かいほうか)」といいます。
身近な場所で見られる閉鎖花を作る種類は、スミレ類、ホトケノザ、ミヤマカタバミなどがあります。
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