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夏から秋まで長く咲く!センニチコウの魅力と育て方、楽しみ方完全ガイド

夏の強い日差しや猛暑にも負けず、初夏から秋まで可愛らしいポンポンとした花を咲かせるセンニチコウ。

今回は、センニチコウの特徴や魅力、庭に迎えたい個性豊かな人気品種、失敗しない育て方・寄せ植え、そして暮らしを彩る室内の楽しみ方を紹介します。

目次

センニチコウの特徴と魅力

センニチコウ

センニチコウは、ヒユ科ゴンフレナ属に分類される植物です。私たちが「花」だと思って見ている丸い部分は、実は花びらではなく、葉が変化した「苞(ほう)」と呼ばれる組織です。そのため、夏の強い直射日光を浴びても色あせることがなく、長期間にわたって鮮やかな色彩をキープしてくれます。

 

ドライフラワー・センニチコウ

「千日紅」という名前は、文字通り、百日咲き続けるといわれる百日紅(サルスベリ)よりもさらに花期が長く、ドライフラワーにしても美しい色が「千日」も色褪せないことに由来します。根付いた後は基本的に雨まかせで元気に育ってくれるため、ローメンテナンスな庭づくりにも最適です。

初夏から本格的な秋が訪れるまで、庭やベランダをずっと華やかに彩ってくれるセンニチコウ。丸いフォルムの可愛らしさや、切り花・ドライフラワーとしての扱いやすさなど、初心者からベテランまで多くのガーデナーに愛される魅力をご紹介します。

猛暑に負けないタフな実力!オリンピック会場でも活躍

近年の日本の夏は猛暑や酷暑が続きますが、センニチコウはその暑さに圧倒的に強い植物です。実は、過酷な夏の東京で開催された「オリンピック2020」の競技会場まわりの花壇にも、夏の主役としてセンニチコウが選ばれ、世界中からのゲストを美しく出迎えました。プロの現場でもお墨付きを得た、そのタフな実力をご紹介します。

センニチコウの人気の種類

もともと花期が長く丈夫なセンニチコウですが、「ゴンフレナ・ラブラブラブ」は高性(草丈が高いタイプ)の新品種です。一般的な品種よりも分枝性が大幅に改良されているため、根元からたくさんの茎が出て圧倒的な花数になります。草丈が50~70cmほどに生長するため、花壇の中景から背景に植えると、一際華やかな存在感を放ちます。

センニチコウ・ファイヤーワークスは、一般的なセンニチコウが一年草であるのに対して、宿根性の半耐寒性多年草です。暖地では露地での越冬が可能で、宿根千日紅と呼ばれることもあります。地植えにすると草丈が1m前後になり、花が大きめなので、庭や花壇に植え付けるととても見栄えがします。

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センニチコウの育て方

センニチコウ

日本のジメジメとした夏の蒸れには少し注意が必要ですが、基本的には「日当たり」と「水はけ」さえ良ければ、過酷な環境であっても、放っておくだけで育つほど強健です。

植え付け場所: 日当たりと風通しが良い場所を好みます。庭への植え付け適期は、春から初夏と秋です。真夏の植え付けも不可能ではありませんが、植え付け直後の水切れに注意しましょう。センニチコウ・ファイヤーワークスのような宿根性のある種類は、年々株が大きくなることを考慮し、隣の植物との株間を30〜40cmほどあけて植え付けるのがポイントです。

鉢植え・植え替えのポイント:園芸店で購入したビニールポット苗は、そのまま管理するとすぐに根詰まりや水切れを起こします。購入したら一回り大きな鉢か庭へ早めに植え付けましょう。

土:水はけが良く、通気性のある土を好みます。鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。

肥料:多肥にすると葉ばかりが茂り、花つきが悪くなるので注意しましょう。肥料の袋に記載された規定の頻度よりも控えめに与え、花つきなどの様子を見ながら調節しましょう。

水やり:地植えなら根付いた後は降雨にまかせ、極端な乾燥が続くときは、様子を見て水やりしてください。鉢植えは、表面の土が乾いたらたっぷりと与えましょう。

病害虫:日当たりと風通しが良い場所で育てると、病害虫の害は少ない草花です。ただし、高温多湿な時期に蒸れた状態になると、立ち枯れ病や斑点病になることがあります。梅雨から真夏にかけてはハダニやナメクジの発生に注意し、見つけたら早めに対処しましょう。

冬越し:一年草タイプは、一通り花が終わる晩秋に株ごと抜き取って処分します。宿根草タイプは、冬前に株元で切り戻します。冬は生長が止まり地上部が枯れますが、翌春には再び元気な芽を出してくれます。

詳しい栽培サイクルや、さらに多くの種類を知りたい方は、こちらの植物図鑑も合わせてご覧ください。

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センニチコウの寄せ植え

秋の寄せ植え 観賞用トウガラシ ジニア

センニチコウは、他の草花を引き立てる「寄せ植え」の素材としても大変優秀です。暑さや強い日差しに強いため、ジニアやマリーゴールドのような長期間咲く草花と組み合わせれば「初夏から秋までのロングライフな寄せ植え」に。また、晩夏からお店に並ぶ観賞用トウガラシやカラーリーフと組み合わせれば「シックな秋の寄せ植え」など、季節をまたいで長く活躍してくれます。

長く寄せ植えをきれいに見せるコツは花がら摘み!
見ごろが過ぎて色がくすんできた花は、茎の分岐点から早めに摘み取っていくと、次の花芽ができやすくなります。また、梅雨や秋雨などの蒸れやすい時期は、混み合って重なり合った茎をすき込む(間引く)ようにカットして風通しを良くすると、美しい姿のまま次々と花を楽しむことができます。間引いた花はお部屋に飾るのもおすすめです。

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センニチコウを暮らしに取り入れよう

切り花として楽しむ

センニチコウは花の日持ちが抜群に良いため、切り花としても人気の高い草花です。生ける際は、水が腐るのを防ぐために「浅水(少なめの水)」にし、水に浸かる部分の葉はあらかじめ取り去っておきましょう。夏場は水が傷みやすいため、こまめに水を交換し、その都度、茎の先端を数ミリカットしてあげると、吸水が良くなり長持ちします。

育てた花を摘むなら
昼間の暑い時間帯にカットすると水が下がりやすいため、収穫は朝の涼しい時間帯か、夕方以降に行うのがおすすめです。

ドライフラワーにして楽しむ

千日紅(せんにちこう)のおすすめしたいポイントは、切り戻したらドライフラワーにするのがとっても簡単ということです。基本的には、風通しの良いところに逆さにして干します。葉は花と違って、もろく壊れやすいので、気になるようでしたら最初から取り除きましょう。

「千日紅」という名の通り、ドライフラワーにしても長期間、鮮やかな発色の良さを保ちます。きれいなドライフラワーに仕上げる最大の秘訣は、花が新鮮なうちにカットして乾燥させることです。風通しの良い日陰に吊るしておくだけで、簡単におしゃれなドライフラワーが完成します。

生花のアレンジや、失敗しないドライフラワーの詳しい作り方は、こちらの記事を参考にしてください。

花言葉

センニチコウの花言葉は「変わらない愛情」「不朽」

長い期間、その美しい色彩を保ち続けるという特性にちなんだ、とてもロマンチックで深いメッセージが秘められています。大切な人へのギフトや、記念日の贈り物にもぴったりな花です。

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愛らしい丸い花形、真夏の太陽の下でいっそう輝く鮮やかな色、そして時が経っても色褪せないドライフラワーの美しさ。そんな魅力にあふれ、初心者でも神経質にならずに育てられるたくましさを持つセンニチコウ。今年の夏から秋のガーデニングに、ぜひ迎えてみませんか。

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