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ベリーのようなかわいい草花、千日紅(センニチコウ)の楽しみ方

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清水ヨシミ

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千日紅(センニチコウ)は、「千日(長い期間)」も「紅」い色を保つという印象から名前がついたと言われている通り、日持ちが良く、ドライフラワーにしても色を保ちます。その色の鮮やかさとベリーのようなかわいらしさを楽しんでみませんか?

目次

千日紅(センニチコウ)とは?

千日紅(センニチコウ)の種類

千日紅(センニチコウ)の生け方

生花のアレンジ

ドライフラワーのアレンジ

千日紅(センニチコウ)とは?

学名…Gomphrena globosa  科、属名…ヒユ科、センニチコウ属  分類…草花/一年草  原産地…熱帯アメリカからメキシコ  開花期…6月~10月頃  花色…ピンク、紫、赤、白  花言葉…「変わらない愛情」「変わらぬ愛」「不朽」  ▼千日紅(センニチコウ)の育て方など(植物図鑑)  <div class="posttype-library shortcode"><div id="postMain" class="full">
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学名…Gomphrena globosa

科、属名…ヒユ科、センニチコウ属

分類…草花/一年草

原産地…熱帯アメリカからメキシコ

開花期…6月~10月頃

花色…ピンク、紫、赤、白

花言葉…「変わらない愛情」「変わらぬ愛」「不朽」

▼千日紅(センニチコウ)の育て方

花弁のように見えるピンクの部分は苞(ほう)で、白~クリーム色の小さい点のように見えるものが花です。

千日紅(センニチコウ)の花弁のように見えるピンクの部分は、苞(ほう)という葉が変化したもので、白~クリーム色の小さい点のように見えるものが花です。

 

花が終わると下の苞から茶色く乾燥していきます。

花が咲き終わると、下の苞から茶色く乾燥していきます。

 

茶色くなった苞の中には綿毛に包まれた小さな種が入っています。

茶色くなった苞の中には綿毛に包まれた小さな種が入っています。

 

綿毛を開くと茶色い種が出てきます。保管して翌年の春に種まきをすると発芽するものもあります。こぼれ種で育つこともありますよ。  ▼育て方、楽しみ方はこちらにも載っています  <div class="posttype-post shortcode"><div id="posts" class="default-posts"><article><a href="https://lovegreen.net/flower/p105915/" class="clickable"></a>
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    <time class="top-post-date" datetime="2018-07-17">2018.07.17</time>

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綿毛を開くと茶色い種が出てきます。保管して翌年の春に種まきをすると発芽するものもあり、こぼれ種で育つこともあります。

▼千日紅を切り戻してドライフラワーにする方法

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千日紅(センニチコウ)の種類

千日紅(センニチコウ)は白、淡いピンク~濃いピンク、紫がかったピンクなど発色の良い色の種類が豊富です。淡いピンクはそれだけで小瓶に生けてもかわいらしいですね。濃いピンクや紫がかったものはアクセントに使うと効果的です。

千日紅(センニチコウ)は白、淡いピンク~濃いピンク、紫がかったピンクなど発色の良い色の種類が豊富です。淡いピンクはそれだけで小瓶に生けてもかわいらしく、濃いピンクや紫がかったものはアクセントに使うのがおすすめ。

 

赤いものはキバナセンニチコウ(黄花千日紅、G. haageana)という種類です。  写真のイチゴのような千日紅(センニチコウ)はその名もストロベリーフィールズ。花壇にたくさん咲いていたら、イチゴ畑のようですね。

赤いものは黄花千日紅(キバナセンニチコウ、G. haageana)という種類です。

写真のイチゴのような千日紅(センニチコウ)はその名もストロベリーフィールズ。花壇にたくさん咲いていると、イチゴ畑のようなかわいらしい花です。

 

長い苞が印象的なこちらの千日紅(センニチコウ)はファイヤーワークスという名前です。

長い苞が印象的なこちらの千日紅(センニチコウ)は、ファイヤーワークスという種類です。

 

上から見るとその名の通りファイヤーワークス=花火のようですね。

上から見るとその名の通りファイヤーワークス=花火のようです。

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千日紅(センニチコウ)の生け方

葉はきれいではない場合や大きすぎる時は取り除いた方が仕上がりが美しくなります。

花の周りの葉が乾燥しているなどあまり綺麗ではない場合や、葉が大きすぎて花の存在感を消してしまっている時は、取り除いた方が見た目が良くなります。

 

花の周りの葉を取り除くとこのようになります。

花の周りの葉を取り除くとこのようになります。

 

葉から乾燥していくことが多いので、茎に葉がついている場合もできるだけ取り除きましょう。

千日紅(センニチコウ)は葉から乾燥していくことが多いので、茎に葉がついている場合もできるだけ取り除きましょう。

 

千日紅(センニチコウ)は葉がついていたり枝分かれした部分は節のようになっています。その部分は避けてカットしましょう。花バサミかフラワーナイフで斜めにカットすると断面積が大きくなり、水の吸い上げが良くなります。

千日紅(センニチコウ)の茎は、葉がついていたり枝分かれした部分が節のようになっています。その部分でカットすると水の吸い上げが良くないため、避けてカットしましょう。花バサミかフラワーナイフで斜めにカットすると断面積が大きくなり、水の吸い上げが良くなります。

 

1本に複数花がついている場合は切り分けて生けることもできます。

ひとつ上の写真の千日紅(センニチコウ)を、花ごとにカットしてみました。このように、枝分かれをして1本に複数花がついている場合は切り分けて生けることもできます。

 

千日紅(センニチコウ)は通常は茎の長さの1/3~半分程度の水の深さで生けますが、夏場は茎が腐りやすくなるため通常より浅めの水量で生けます。茎が長い場合は5~10センチ、短ければ数センチ程度水に浸かるようにしましょう。  気温が高いと水が汚れやすく、雑菌が繁殖すると茎が腐る原因になってしまうため、こまめに水換えをしましょう。毎日水換えをするのが理想ですが、難しければ切花用の鮮度保持剤を利用しましょう。その場合は、水が濁ってきたら取り替えます。水換えの時には花瓶もきれいに洗ってください。  少し面倒にも感じますが、花瓶の水を清潔に保つことは、暑い時期に花を長持ちさせるためにとても効果的な方法です。

千日紅(センニチコウ)は通常、茎の長さの1/3~半分程度の水の深さで生けますが、夏場は茎が腐りやすくなるため通常より浅めの水量で生けます。茎が長い場合は5~10センチ、短ければ数センチ程度水に浸かるようにしましょう。

気温が高いと水が汚れやすく、雑菌が繁殖すると茎が腐る原因になってしまうため、こまめに水換えをしましょう。

出来れば毎日水換えをして水を清潔に保つと長く楽しめます。鮮度保持剤を使用すると雑菌の発生を抑えることが出来ますが、水を取り換えなくていいということではないので、水が濁ってきたらしっかりと水換えをしましょう。

水換えの時には花瓶もきれいに洗うようにしましょう。少し面倒にも感じますが、花瓶の水を清潔に保つことは、暑い時期に花を長持ちさせるためにとても効果的な方法です。

水換え時に茎がヌルヌルしている場合は流水で洗い流します。色が黄みがかり腐ってしまっていたらその部分は全部カットしましょう。カットして短くなってしまったら、小さめの花瓶に生けなおすとまた違った表情を見ることができます。

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生花のアレンジ

千日紅(センニチコウ)は1つ1つの花が小さいので、小瓶に分けて並べるのもおすすめです。

千日紅(センニチコウ)は1つ1つの花が小さいので、小瓶に分けて並べるのもおすすめです。

 

小さく使うだけではなく、長さがあるものはブーケやアレンジメントのポイント使いにしてもかわいいですよ。ビビッドカラーの千日紅(センニチコウ)を入れるとアクセントになり、全体のイメージがが引き締まります。

小さく生けるだけではなく、長さがあるものはブーケやアレンジメントのアクセントに使ってもかわいいです。ビビッドカラーの千日紅(センニチコウ)を入れるとアクセントになり、全体のイメージが引き締まります。

 

イチゴのような見た目を活かしてケーキのようなアレンジを作ってみるのはいかがでしょうか。ドライになる前、後のどちらでも作ることができます。生花で作ってそのままドライにすることもできますよ。

イチゴのような見た目をいかして、ケーキのようなアレンジメントを作ってみるのはいかがでしょうか。ドライフラワーになる前、後のどちらでも作ることができます。生花で作ってそのままドライフラワーにすることもできます。

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ドライフラワーのアレンジ

千日紅(センニチコウ)はドライにしてもほとんど色が変わらないので、ドライにして楽しむのもいいですね。直射日光の当たらない風通しのいい所に逆さに吊るしておくと綺麗なドライになりやすいです。

千日紅(センニチコウ)はドライフラワーにしてもほとんど色が変わらないので、ドライフラワーにして楽しむのもいいですね。直射日光の当たらない風通しのいい所に逆さに吊るしておくと綺麗なドライフラワーになりやすいです。

 

千日紅(センニチコウ)がドライになったらそのままビンやお皿などに飾ってもかわいいですね。専用のオイルを使ってハーバリウムを作る事もできます。

千日紅(センニチコウ)がドライフラワーになったらそのままビンやお皿などに飾ってもいいですね。専用のオイルを使ってハーバリウムを作る事もできます。

 

ドライになる花同士を組み合わせてもかわいいですね。千日紅(センニチコウ)はドライになってもほとんど色が変わらないのでイメージ通りのものが作りやすいですよ。

ドライフラワーになる花同士を組み合わせてもかわいいのでおすすめ。千日紅(センニチコウ)はドライフラワーになってもほとんど色が変わらないのでイメージ通りのものが作りやすいです。

▼組み合わせの参考に!ドライフラワーにできる花。

▼センニチコウとケイトウのスワッグの作り方をご紹介。

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小さくても発色が良く、様々な使い方ができる千日紅(センニチコウ)。切花は通年、鉢物は夏場に出回っています。見つけたらぜひ、手に取ってみて下さい。

 

 

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清水ヨシミ

農家の祖父母、ガーデニングや家庭菜園が趣味の両親の植物一家に育ち、幼い頃から植物に親しむ。学生時代、卒業してすぐは音楽やファッションなどの芸能業界の職に就きましたが、海外での一人暮らしを機に花の仕事を始めました。青山フラワーマーケットや個人の花屋で製作やワークショップの経験を積み、世界に向けて情報を発信したいとの思いからストロボライトに入社。個人では生け花を習い4年目になり、自宅には季節の花や観葉植物を飾ったり、ハーブなどを育てて食べる事も趣味になっています!

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