春の花壇や寄せ植えに!矮性のルピナス、ピクシーデライト
金子三保子
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ルピナスの中でも矮性種(丈の低い品種)、ルピナス・ピクシーデライトの育て方と生長の様子をご紹介します。ルピナス・ピクシーデライトは矮性なのと、開花時期がちょうどビオラと同じなので、春の寄せ植えを作るのに便利な素材です。
もちろん花壇やお庭など、地植えで植栽しても素敵です。ルピナス・ピクシーデライトは、最近では切り花としても流通しています。
目次
- ルピナス・ピクシーデライトの特徴
- ルピナス・ピクシーデライトの入手方法
- ルピナス・ピクシーデライトの植え替え
- ルピナス・ピクシーデライトを植える環境と育て方
- ルピナスの水やりと肥料
- ルピナスは切り花にも
ルピナス・ピクシーデライトの特徴
たくさんのある品種の中でもルピナス・ピクシーデライトは丈の低い品種の一年草。花丈は30センチ~40センチ。色は白、ソフトピンク、ブルーの色があります。
ルピナスの花は、下から順々に咲いてきます。
ルピナス・ピクシーデライトは、ほんのりとよい香りもします。
ルピナスは花もかわいいのですが、葉っぱの色もきれいな若緑色で、フォルムも素敵です。葉っぱの色が軽やかなので寄せ植えや花壇に植栽すると、さわやかな雰囲気に。
ブルーのルピナス・ピクシーデライト
ルピナス・ピクシーデライトは開花期間が一緒なので、パンジー、ビオラと相性抜群です。春の寄せ植えにおすすめの素材です。
ルピナス・ピクシーデライトの入手方法
ルピナス・ピクシーデライトは、苗の他、種からも栽培可能です。種まきは、東京だと9月~10月上旬にまいて、4月ごろ開花します。苗の出回り期間は、1月~4月上旬くらいまで流通します。冬の間に流通するルピナス・ピクシーデライトは、一番花が咲いた状態で出荷されます。
ルピナス・ピクシーデライトの植え替え
ルピナス・ピクシーデライトをはじめとしたルピナス類は直根性で、移植が嫌いです。
一度植えたら植え替えはしない方がよい植物です。ルピナスの苗を買って来たら、根をいじらず、そっとポット苗から苗を抜いて植え替えをしましょう。
ルピナス・ピクシーデライトを植える環境と育て方
ルピナス・ピクシーデライトは、日当たりと風通しの良い所で育てるのが向いています。ルピナスは寒さには強いですが、暑さと蒸れ、湿気には弱いので、東京だと花は梅雨前くらいまでが寿命の一年草となります。
冬に植え付けをした場合は、最初のうちは根を張ることにエネルギーが回るので、花は少なめになります。春暖かくなると、次々とつぼみが沸き上がりたくさんの花が開花します。
咲き終わった花をそのままにしておくと、マメ科らしい種のさやができます。これはこれでかわいらしい姿ですが、たくさんのルピナスの花を楽しむためには、花がらつみが大切です。終わった花がらは摘み取っておくと、2番花、3番花を楽しむことができ、次々とつぼみが出てきます。
ルピナスの水やりと肥料
水は、乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷり与えるのが目安です。湿気が嫌いなので、乾燥気味に育てた方がうまくいきます。肥料は、少なめの方がよい植物です。特に窒素分の多い肥料は控えるようにして、花用の肥料を少なめに与えるようにします。
ルピナスは切り花にも
ルピナス・ピクシーデライトは切り花として楽しむこともできます。最近は、切り花としても流通している草花です。
写真はルピナス・ピクシーデライトと同じ時期に咲く草花でミニブーケ。
ルピナス・ピクシーデライト、ネモフィラ、コーンフラワー、クリスマスローズ、わすれな草、シラー・・・のガーデンブーケです。ルピナス・ピクシーデライトは矮性なので花丈は短めですが、育てておくと小さな花あしらいができます。
ルピナス・ピクシーデライトは、派手さはありませんが、色あい、形、香りなど、とても魅力の多い春の草花です。今年の春のガーデニングにルピナス・ピクシーデライトを取り入れてみませんか?
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