ロゼット状の葉がお花みたい!多肉植物「センペルビウム」に注目!
持永久美子
このライターの記事一覧
寒さに強く、紅葉からの色の変化も美しい多肉植物「センペルビウム」をご存知ですか?
センペルビウムを寄せ植えして「センペル丼」を作る方も増えてきてじわじわ人気上昇中の多肉植物です。
センペルビウムとは?
*ベンケイソウ科 センペルビウム属
*学名 Sempervivum
*別名 クモノスバンダイソウ、センペルビューム、トキワソウ
センペルビウムは、ヨーロッパの山岳地帯に約40種類が分布するロゼットタイプの多肉植物です。
属名は常緑でとても強健な性質から「永遠に」(semper)「生きている」(vivum)というラテン語に由来しています。
冬の寒さで紅葉し、春先暖かくなるとそれぞれの品種独自の色合いに発色しながら生長します。
センペルビウムの育て方
置き場所は?
真夏以外の時期は戸外の日当たりの良い場所で管理します。
日光がよく当たると、強い株に育ち葉の枚数も増えていきます。逆に日光不足だとヒョロヒョロに間延びするので注意が必要です。
高温多湿に弱いので、梅雨から夏にかけては雨の当たらない風通しの良い半日陰になる場所で夏越しをさせます。寒さにはとても強く屋外での冬越しも可能です。庭植えする場合は水はけがよく、夏場に半日陰になる場所が適しています。
水やりは?
3月から6月頃の春から初夏までと、9月から11月の秋が生育期です。
その他の暑い夏期と寒い冬期には休眠します。生育期には用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。梅雨明けから夏の休眠期は用土が湿りすぎていると根腐れを起こすことがあるので水やりは控え、雨も当てないようにします。冬の休眠期は耐寒性が強いので霜に当たっても、雪が積もっても雨ざらしでも大丈夫です。多肉植物なので乾燥気味に管理しましょう。
単体でお気に入りの鉢に植えてみたり。
色々な種類を寄せ植えして流行りの「センペル丼」を作るのも素敵ですね。
ランナーが伸びてその先に子株をつけてどんどん増えていく姿はとても愛らしいです。
かわいいお花も咲きます。花芽がでた株は枯れてしまうので花芽の段階で早めにカットするといいようです。
お花のような形だったり、ころころとした丸い新芽だったり、種類によって何とも言えない綺麗な色合いだったりとても魅力的なセンペルビウムのご紹介でした。種類も多く年々ファンが増えていってるのも納得ですね。お店で探してみてくださいね。
センペルビウムの詳しい育て方はコチラ!
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「ロゼット状の葉がお花みたい!多肉植物「センペルビウム」に注目!」の記事をみんなにも教えてあげよう♪