花の寄せ植えレッスン!| アンスリウムの寄せ植え
LOVEGREEN編集部
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PROFILE
樺澤智江 さん
日本ハンギングバスケット協会公認講師
日本家庭菜園普及協会グリーンアドバイザー
ハンギングバスケットやコンテナガーデンの各種コンクルールに於いてグランプリ、他受賞多数
撮影協力:VERDESTE(渋谷園芸)
ユニークな花の形と独特の存在感のあるアンスリウムを使って作る寄せ植え。
一般的には赤色が定番ですが、今回は白のアンスリウムに、涼やかなグリーンと白い器を組み合わせて寄せ植えを楽しみます。
夏を楽しむアンスリウム
アンスリムの魅力は鮮やかな造形美。そして艶やかな色のバリエーションが豊富なのも人気の理由の一つ。花もちが良いことも特徴で、アンティークカラーになるまで約3~4か月たっぷりと楽しめ、15度以上あれば冬でも元気に育つことから初心者にもおすすめ。
アンスリウムはこんな場所が好き
・レースカーテン越しくらいの明るい場所
・空中湿度が高い
・風通しが良い
・18~25℃くらいの気温
アンスリウムの種類
赤以外にも、ピンク、緑、紫、斑点入りのものなど、様々な品種を楽しむことができます。
白をベースにビビットなピンクが目を引く可愛らしい「プリンセス アマレア エレガンス」
グラデーションの色合いが美しい品種です。
夏から秋にかけて、色の変化を堪能できます。
寄せ植えの作り方
今回はグリーンをベースに、白いアンスリウムをポイントに組み合わせます。ベースとなる観葉植物も、様々な葉の形・色を楽しめるものを集めました。
今回の鉢花
アンスリウム ヒメモンステラ ドラセナ ゴッドセフィアナ ポトス インドヨウラン
寄せ植えの作り方
1. 好きな鉢に鉢底ネット、軽石を入れます。
2. 培養土を入れます。土は粗めのものが良いです。
3. 直接植える前に、ポットのままでレイアウトを考えます。
4. 背の高いものを中心に配置します(今回はアンスリウム)
5. 両サイドに次に背が高い種類を植えて山型シルエットを作ります。
6. 両脇に5より背の低い植物を植えて整えて完成。
長く楽しむための管理ポイント
- 温度15度以上を保つ。
- 肥料4~10月まで。普段草花にやっている液体をさらに2~3倍に薄めてこまめに施肥を!
- 水やりは夏は多めに、冬は控えめ。
- 葉のほこりを取る。今回の植物は葉の表面積が広いので拭いたり洗い流したりしてほこりを取る。
アレンジ
今回使用したグリーンの葉以外におすすめの植物をいくつかご紹介します。優しい日差しを好み同じ管理方法のため、相性の良い組み合わせです。
タマシダ
ツルシダ科の耐陰性の強いシダです。美しい羽状の切れ込みが特徴。
ペペロミア
コショウ科サダソウ属に分類される植物の総称をペペロミアと言います。
アロカシア
存在感のある大きな葉が特徴のサトイモ科の植物。
是非鮮やかなアンスリウムを使って夏の寄せ植えを楽しんでみてください。
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