一度はやってみたい!割れた鉢を活用した寄せ植え「ブロークン・ポット・ガーデン」の作り方
LOVEGREEN編集部
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素焼き鉢やテラコッタ鉢を落としたり、ぶつけて割ってしまったり、長年使って劣化して割れてしまったり。
割れてしまったときどうしていますか?
捨ててしまうという方が比較的多いかと思いますが、実は割れてしまった鉢を活用して寄せ植えをすることが出来るのでご紹介します。
目次
ブロークン・ポット・ガーデンとは
ブロークン・ポット・ガーデンとは、壊れてしまった鉢で作る寄せ植えのことを言います。捨ててしまう物を再利用して使うのでエコになりますよね。
さらにブロークン・ポット・ガーデンは一般的な寄せ植えでは出せない立体的な配置ができるのも特徴です。
デザインによってはまるで小人や妖精のお家のような素敵な作品を作ることもできます。
ブロークン・ポット・ガーデンの作り方
今回は鉢と土以外はすべて100均で購入したものを使っています。
まず、割れた鉢を用意します。
鉢穴に鉢底ネットを被せて土が流出しないようにします。
次に割れた部分を好みの場所に立てます。
水で湿らせた土を入れて大体の位置を固定します。乾いた土は安定しにくいので水で湿らせた土を使うのをおすすめします。
今回は階段を作りたいので、大まかな位置に鉢のかけらを置いていきます。階段部分はこの後、いったん崩すので目安で大丈夫です。
赤丸の場所に植物を植えるために、仮で青丸部分に土をいれて補強していたので、植物を植えたら、青丸部分を一度崩して作り直します。
青丸部分の土を全部取り去ったら、鉢底に砂利を敷きます。これは水はけを良くするためなので、入れることをおすすめします。
次に階段となる鉢のかけらを置きます。
いったん、階段部分を崩すのは、盛った土に鉢のかけらを差し込むだけにすると、水やりのときに植物を植えた場所から崩れてしまう可能性があるからです。
ここからは、下から、鉢のかけら→土→鉢のかけら→土…というように一段ずつ固定していきます。
最後に水をかけて余分な土を流したら完成です!
管理方法は、土の表面が乾いてから水をあげてください。
水流が強いと崩れてしまうので優しくジョウロのシャワーなどで水やりをしてあげてくださいね。
割れた鉢がない場合
割れた鉢が無く挑戦してみたい場合は、鉢に鉛筆やシャープペンで線を描き、100均やホームセンターに売っているリューターで線に沿って溝を掘って安全に割ることのできる方法があります。
寄せ植えにおすすめの植物
寄せ植えにおすすめの植物をいくつかご紹介します!
サボテン
サボテンは乾燥に強く、100均などでも簡単に手に入るためおすすめです。
小さいサイズのブロークン・ポット・ガーデンを作るときには100均の小さいサボテンが便利ですよ♪
セダム
虹の玉などをはじめとした多肉植物のセダムは良く増えるためおすすめです。
土を隠す時に便利ですよ♪
コケ類
苔類は背が低く地面を覆うように育つため、セダムと同じく土を隠す時に便利です。
また普通の植物には無い独特の雰囲気を持つため、全体の雰囲気を決めるキープランツにもなります。
正確にはコケ類ではありませんが、見た目がコケ類にそっくりなアイリッシュモスなどが管理しやすく便利ですよ♪
いかがでしたでしょうか。これを機に壊れた鉢でブロークン・ポット・ガーデンを作ってみませんか?
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