咲きすすむと色が変わる!シャクヤク・エッジドサーモン
金子三保子
このライターの記事一覧
シャクヤクに限らずどの花も、毎年のように新品種が登場する花業界。魅力的な花色、咲き方、日進月歩で次々と素敵な花に出会える時代になりました。
今回ご紹介するシャクヤクは「エッジドサーモン」。ピンク系のシャクヤクですが、花びら一枚、一枚がグラデーションカラーなので、つぼみ、開き始め、開花、満開の過程の中で、毎日の色合いが変わる、生けていて楽しい品種です。
シャクヤク・エッジドサーモンのつぼみから開花までの花姿の変化をご紹介します。
目次
シャクヤク・エッジドサーモン つぼみ
ころんとしたまぁるい形。シャクヤクのつぼみってかわいいですよね。この時点では単色のサーモンピンク色、大きさはゴルフボールより若干多きいくらいのサイズです。
シャクヤク・エッジドサーモン 開き始め
開き始めの、まだまだ小さなサイズのシャクヤク・エッジドサーモン。たくさんの花びらがある八重咲き。色はまだつぼみの時とさほど変化はありません。
もう少し開いて花芯が見えてきました。華やかな花が咲く予感。
シャクヤク・エッジドサーモン 開花
開花!つぼみのサイズとは想像もつかない大輪に!大輪で美しい品種です。
シャクヤク・エッジドサーモン 満開から数日後
満開から数日後。徐々に満開の初めとは、まったく違った色合いに・・・!びっくりするくらい突如色合いが変わりました。花びらが白から花芯の方向にいくにしたがってピンク色のグラデーションカラーです。全体としてみると、白系にも見えますね。同じ花とは思えない変身ぶり。エッジドサーモンはとても花持ちが良い品種なのでこの日々の変化を楽しめます。
花によって色合いが少しずつ違いがあって、どんな色合いになるかは開いてからのお楽しみなのが、複色カラーの楽しいところです。
シャクヤクの生け方・扱い方
花屋さんでシャクヤクを買ってきた時の扱い方、生け方をご紹介します。
シャクヤクの扱い方と生け方
1.つぼみがベタベタとしている場合は、濡れたティッシュやふきんで蜜をやさしくふき取ると、つぼみが開きやすくなります。
2.花瓶につかる部分の葉と下の方についている葉を取り去ります。下葉はある程度取り去った方が、花にまで水が上がりやすくなります。
3.茎は斜めに切りましょう。切り口の面積を広げることによって、花の水の吸い上げがよくなります。
4.花瓶にはたっぷりの水を入れましょう。水はこまめに変えるか、切り花用の延命剤を使って水を清潔に保ちましょう。
5.開くととても大輪になる花です。大輪になった時を想定した花瓶を選ぶと、お花と花瓶のバランスがよくなります。重さのある花なので、軽すぎる花瓶だとひっくり返して大惨事になりかねません。安定感のある花瓶を選びましょう。
シャクヤクは初夏ならではの季節一瞬出回る花。花屋さんでお気に入りのシャクヤクを見つけてみませんか?
▼シャクヤクの関連記事
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「咲きすすむと色が変わる!シャクヤク・エッジドサーモン」の記事をみんなにも教えてあげよう♪