秋の花屋さんで出会える素敵な花材! シンフォリカルポス
金子三保子
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今日ご紹介するのはシンフォリカルポス。
シンフォリカルポスは、秋から冬にかけて白やピンクのかわいい実をつけるスイカズラ科の落葉低木。初夏にすずらんの形に似たうつむきがちの小さな花が開花した後、秋にとてもかわいらしい実をつけます。花より実の状態の方が人目を引くため、実つきの枝ものとして秋に流通しています。
ころんとした白い実はなんだかお菓子のよう。初めて見た方は「かわいい~~!」と感想をくれることが多い枝ものです。
左からフェイジョア、シンフォリカルポス、ブルーアイス(コニファー)
白い実の他、ピンクの実もあります。長いまま生けてもよいし、写真のように、小ぶりに生けても様になります。
扱い方のコツは、部分的に傷んだ実や葉をこまめに取り去ると美しさを保ちます。実より葉の方が先に傷みやすいので、生ける前にある程度の葉を整理してから生けるとメンテナンスが楽です。
※こちらはシンフォリカルポスの枝ではありません
シンフォリカルポスは枝ものなので、購入したら写真のように切り口に切れ込みを入れると水の吸い上げがよくなります。
こちらもシンフォリカルポス。落葉樹なので葉が落葉してから出荷されているものもあります。
シンフォリカルポスが花屋さんに出回るのは晩夏~11月頃まで。秋の花屋さんに立ち寄ったら、ぜひシンフォリカルポスを探してみてください。
シンフォリカルポス 長持ちさせるコツ:傷んだ葉や実をその都度取り去る、生ける前に葉を整理してから生ける 置き場所:暖房が直接当たらない場所 花瓶の水の量:普通~深め |
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