育てている感覚を味わえる♪球根付きのヒヤシンス|季節の花あしらい

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ヒヤシンス

トゥデイズプランツ、今日ご紹介するのは「球根付きのヒヤシンス」

気温が低くて庭の花は少ない冬ですが、生花として春の花が花屋さんに並ぶのは12月から3月。特にお正月が終わった頃から、たくさんの春の花の流通が始まります。

ヒヤシンス

春の球根花の中で、最近よく見かけるのが「球根付きの切り花」。球根から根が出て、花がついている状態で出荷され、根が切られている切り花より育てている感覚を味わえます。

手軽に水栽培が楽しめて、季節感のあるインテリアにもなるアイテムで、年々出回る種類が増えています。

 

ヒヤシンス

今回は紫色のヒヤシンスをガラス雑貨にあしらってみました。せっかく根がついているので、生ける器は中が見えるガラス製のものがおすすめ。花瓶がないなら、コップでも代用可能です。器のデザインによって見え方が変わるので、器選びも楽しいですよ。

生け方のコツは、水の量を少量にすること。根が水に浸かっていればOKです。球根まで水に浸かっていると、球根が腐りやすくなってしまいます。

 

ヒヤシンス

花は下から順に上に向かって開花します。生けてからも日ごとに茎が伸びるので、器とのバランスが悪くなったら花瓶を交換しましょう。

花屋さんで球根付きの花が手に入らない場合は、苗で売っている「花芽がついている芽出し球根」もおすすめ。きれいに土を洗えば切り花として楽しめます。

球根付きの花で一足早くお部屋に春を呼び込んでみませんか。

▼球根付きのヒヤシンス。花が終わったあとはこちらをご参考ください。

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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