ガーデンシクラメン｜冬の庭を彩る開花期間が長い可憐な花

更新 2025.12.04

公開 2023.12.11

LOVEGREEN編集部

冬から春まで開花が続き、冬の庭を華やかに彩ってくれるガーデンシクラメン。特徴、育て方、花言葉といった、ガーデンシクラメンの魅力について詳しくご紹介します。

ガーデンシクラメンの特徴と魅力
ガーデンシクラメンの育て方
ガーデンシクラメンの寄せ植え
ガーデンシクラメンを暮らしに取り入れよう

ガーデンシクラメンの特徴と魅力

ガーデンシクラメン　一重咲き　育て方　冬の花

ガーデンシクラメンは、サクラソウ科シクラメン属の球根植物。開花期は10月～4月で、花色はピンク、赤、白、紫、複色などがあり、一重咲き、八重咲き、フリル咲き、傘咲きなど、咲き方も豊富です。

ミニシクラメンの中から、特に耐寒性の強い系統を選抜し、冬でも屋外で栽培できるように改良されたものが「ガーデンシクラメン」。3号ポットサイズで売られていることが多く、花壇や寄せ植えの材料として使われています。冬から春にかけて次々と花を咲かせるため、花の少ない時期の庭を明るく彩ってくれます。

ガーデンシクラメンとミニシクラメンは、見た目のサイズ感が同じで見分けるのが難しいため、屋外で越冬できるかどうかは、プランツタグなどでよく確認してから購入しましょう。耐寒性もしくは半耐寒性ありと書いてあれば、東京以西なら強い霜に当たらなければ屋外で越冬できます。

シクラメンとガーデンシクラメンの違いをこちらで詳しくご紹介しているのでご覧ください。

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とまつあつこ

ガーデンシクラメンの種類

色や咲き方のバリエーション豊富なガーデンシクラメン。「色が単一でなく、複数の要素がある複色」「ベルのような形の花」「花びらの先がフリル状のもの」「花が上を向いて咲くもの」など、魅力的な新品種が次々と登場しています。晩秋の頃から園芸店に並ぶので、たくさんの品種の中からお気に入りを探してみてください。

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ガーデンシクラメンの育て方

ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンは、日当たりを好み、地植えでも鉢植えでも育てることができます。水やりは、花や葉にではなく、株元に水を与えましょう。

ガーデンシクラメンの花が終わったら、タネになる前に取り除きます。根元をしっかり抑えながら茎をねじり、上にひっぱるように取ります。

ガーデンシクラメンは、一つの茎に一つの花を咲かせます。枯れた花をそのままにしておくと種ができ、次に咲く花よりも種に養分がまわってしまうことになります。咲き終わった花を摘み取ることで、次々と花が咲きます。咲き終わった花は、茎の根元からひねるようにして取り除きましょう。茎が途中で切れてしまうと、その部分から病気にかかることがあるため、根元から取り除くことがポイントです。

植え付け、肥料など、栽培の流れをこちらでご紹介しているのでぜひご覧ください。

植物図鑑でもっと詳しく

#球根

ガーデンシクラメンの育て方・栽培方法 | 植物図鑑