ラナンキュラスの生け方、長持ちさせるコツ|春の切り花
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ファンが多い春の切り花、ラナンキュラスの生け方や長持ちさせるコツをご紹介します。
目次
ラナンキュラス|開花時期と流通時期
開花時期
ラナンキュラスの球根をお庭に植えた場合、開花時期は3月~4月です。ただし、促成栽培で育てた苗が1月頃から出回るため、1月~4月くらいのガーデニングに利用されています。
切り花の流通時期
切り花のラナンキュラスがお店に出回るのは、12月~4月。一番流通量が多いのは、2月~3月です。気温が高くなると花びらが一気に開き、日持ちが悪くなるため、4月になると流通量はがくんと減ります。
切り花のラナンキュラスの生け方
1.ラナンキュラスを花瓶に生けるときは「浅水」で生けます。
浅水とは、花瓶に入れる水を少なめにして生けること。ラナンキュラスの茎が柔らかいので、茎が水につかる部分が多いと腐りやすくなるためです。水はこまめに変えるか、切り花延命剤を利用しましょう。
2.茎を少しずつカットして短くしていく
花の開花に合わせて少しずつ茎を切っていきます。ラナンキュラスは、花が開いて大きくなってくると、花の重みに茎が絶えれらず、折れてしまうことがあります。花自体はまだ元気なのに、もったいないですよね。満開間際になったら、短めにして生けたほうが長持ちします。
ユニークな咲き方のラナンキュラスをご紹介!
ラナンキュラスは花色が複色のものが多いので、カラーバリエーションがとても多いのですが、咲き方自体もいろいろな咲き方の品種があるのが特徴です。
今回は、ちょっと変わった咲き方のラナンキュラスをご紹介します。
中心がもさもさと緑色のラナンキュラス。なんだか野菜みたいですね。
もさもさの緑が飛び出ていたり(上)、引っ込んでいたり(下)
横顔
違う品種ですが中心がグリーンのタイプで、こんなラナンキュラスもあります。
白×グリーンでさわやかな色合い。ラナンキュラスは同じ品種でも個体差(同じ品種でも一輪一輪微妙な差があること)があることが多く、その差を眺めるのも楽しかったりします。
小輪タイプ。通常のラナンキュラスは、つぼみと満開だと花のサイズが数倍になるのですが、こちらは満開でも小さなかわいらしいサイズです。
こちらも小輪タイプのラナンキュラス。何色と言ったらいいのでしょう。褪せたグリーン色が素敵です。
ラナンキュラスは、めしべ、おしべが満開にならないと見えないものが多いですが、最初から見える品種もあります。
ラナンキュラスは本当に咲き方が豊富な花です。12月~3月が一番たくさんのラナンキュラスの品種に出会える時です。花屋さんにまめに通って、色々な品種のラナンキュラスを見つけてみませんか。
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