ふわぁっといい香り!花期が長いパルマすみれの魅力や管理方法って?
持永久美子
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店先には春の植物が並び、植物好きには心躍る季節の到来ですね。春のお花達が家に持って帰ってほしいと(笑)言ってるかのように可愛さをアピールしてくるのでいつも花屋の前で立ち止まりどのコを連れて帰ろうか悩んでしまいます。
そんなある日、目にとまったのは大好きなすみれ。お店のポップに「とってもいい香り!」と書いてあるので顔を近づけてみると、やさしいなんとも言えないスミレの香りがふわぁっと広がりました。その可愛い花姿も魅力的だったので今日も一鉢植物を迎え入れることになるのでした。
目次
ニオイスミレじゃないパルマすみれとは?
いい香りがするのでニオイスミレかなと思っていたら、一般的なニオイスミレ(Viola odorata)とは別の種類のビオラ・スアビス(Viola suavis)の八重咲き栽培種とのこと。欧州原産のニオイスミレとは異なるようです。タグには「パルマすみれ オーロラ」とだけありました。
花色は藤紫か白の八重咲きで強い芳香が特徴です。花が重く花茎が倒れた状態で咲くので庭植えにはあまり向かないそうです。確かにみんなうつむき気味に咲いています。八重咲のフリルのような花びらが素敵ですね。
11月~5月と花期が長く、購入時からも蕾がぞくぞく出てきてました。蕾もうつむき気味で愛らしいですね。
パルマすみれの育て方は?
一般的なニオイスミレは耐寒性がありますがこのパルマスミレは半耐寒性なので0度以下になる時は置き場所も暖かい所へ移動するなど注意が必要です。夏の強い直射日光は苦手なのでレースのカーテン越しなど半日陰の場所で管理しましょう。お水やりは土が乾いたらたっぷりと与えます。
パルマすみれは種が出来ない為茎挿しや株分けなどの方法で増やします。
常時、暖かい場所で管理すると花付きが悪くなってしまうので開花の時期は朝・晩冷えるくらい(12℃前後)の置き場所が適しています。
お部屋に一鉢あるだけで春の優しい香りをすぐに感じられる一鉢なのでおススメです!最近はお店でよく見かけるようになりましたのでみつけたら是非手に取って香りを楽しんでみてくださいね。
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