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梅雨をのりきる!初夏に咲く庭の草花~garden note

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金子三保子

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ずっと雨が少ないと思っていたら、嵐のような風雨の一日があったりと、最近の天気は激しいですね。雨が少ないのは問題ですが、雑草取り、終わった春苗の抜き取りなど、やることが多い6月、作業できる日が多いのはありがたかったりもします。

初夏の草花もいよいよ終わりが近づき、園芸では季節の境目の6月。梅雨の間の花壇の草花をご紹介します。

 

クレマチス

壺系のクレマチス。今年は雨が少ないので、葉っぱの状態もよいです。

クレマチスの葉は湿気に弱く、雨が続くとうどん粉病にやられやすいのです。

うちでは同じ品種の壺型クレマチスでも植えてある環境で開花日にかなり差があります。早めに開花したものは、もうすぐ1度目の剪定をするつもりです。壺型のクレマチスは、剪定すると1~2カ月で次の花を咲かるという法則があるのです。

 

リーフチコリ

前回リーフチコリをご紹介しましたが、今年植えた苗が、昨年同様、色が変化してきました。

6月15日 チョコレート色

 

6月22日 色が抜けてきました。

昨年は、どんどん緑色になっていき、最終的には明るいグリーン色になりました。

気温が低いうちはチョコレート色ですが、気温が高くなると緑に変化する性質のようです。

 

その他の草花

ジニア

種まきしたジニア。つぼみ発見。

隣に咲いているのはワスレナグサ。切り戻したら返り咲きました。

 

こちらは苗で購入したジニア

 

ナスタチウムと一緒に。

 

ポピー

まもなく花が終わりそうです。

 

ニゲラ 一重咲きのニゲラです。

 

初夏に咲く草花は、東京だと梅雨に入ると自然にいなくなることが多いのですが、今年の梅雨の前半は空梅雨だったため、草花が蒸れることなくシーズンを終えそうです。梅雨後半は、どんな天気になるのでしょうか。

次回は壺型クレマチスの剪定についてご紹介いたします。

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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