今からでも間に合う♪ペットボトルで大根を育てよう!
LOVEGREEN編集部
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家庭菜園始めないの?と聞かれて、皆さんはなんと答えますか?
場所がない。
道具がない。
時間がない。
でも、少しでも家庭菜園に興味があるなら、初めの一歩を踏み出してみませんか?
光が当たる小さなスペースで、どこの家にでもあるペットボトルから家庭菜園始めてみましょう♪
目次
ペットボトルプランターの準備
~材料~
・ペットボトル
・鉢底石
・野菜用の培養土
・大根の種
・ハンダゴテ
・油性マジック
※鉢底石がない場合は、ペットボトルの底に開ける穴を増やすなどして、土の排水性を高めることで補うことができます。
※ハンダゴテは100均(500円前後の金額です)で購入することができますが、カッターなどでも代用できますので用意できる道具で作ってみてください。
ペットボトルプランターの作り方
1. ペットボトルの上をハンダゴテで溶かし、底にも穴を開けます。
切り口で怪我をすることのないように、切り口をハンダゴテで滑らかにしましょう。
2. ペットボトルに鉢底石を1割程、残りは野菜用培養土を入れます。
鉢底石も野菜用の培養土も100均で購入することができます。
3. 培養土を7~8分目まで入れます。
4. 土を充分湿らせます。その際、土が少なくなるようでしたら、培養土を足してください。
5. ペットボトルのキャップ位の穴を開けます。
6. 大根の種を3粒程まき、土をかぶせ、再度上から軽く水をかけて完成です。
種まきのポイントとその後の管理
畑など大きな面積で育てる大根栽培は、畝1列を使ってすじまきしてたくさん大根を育てますが、ペットボトルのような小さい面積ではどのようなまき方が良いのでしょうか。
点まき
今回まいた種は、100均で購入した大根の種です。
1つのペットボトルで1本の大根を育てます。
1か所に3粒まいた理由は、大根の種の発芽率が85%であることと、3粒の中で一番元気な苗を残すためです。
発芽後のお手入れ
種をまいてから、1週間くらいは土が乾かないように注意して管理します。
間引き
大根の本葉が4~5枚になったら、一番元気な苗を残して2本は切り取ります。
追肥
通常の育て方ですと、1本にした後は2週間おきに追肥をしていくのですが、ペットボトルという小さな環境で育てるので、肥料は少なめを心がけます。
特に大根は、肥料が多すぎると根の肥大が悪くなるので注意しましょう。
日が十分当たるのに、葉が黄色くなるような時は、肥料不足が原因です。使用する肥料の分量より少量を心がけましょう。
水やり
種をまいた後の1週間は水分を充分に与えます。その後は根腐れしないように気を付けながら、ペットボトル栽培は土の量が少ないので、水切れしないように様子をみながら水を与えましょう。
ペットボトルプランターのアレンジ
9月に種をまいた大根は、11月以降の収穫までじっくり育てます。
寒い日が続き大根の生育が思わしくない時はペットボトルを保温シートで覆ったり、発泡スチロールの容器に入れるなど工夫をしてみてはいかがでしょうか。
大根は根?茎?
「大根は根の部分を食べている」と、ほとんどの人が思っていますが、厳密にいえば茎(胚軸)と根が合わさった部分を食べています。
その証拠に、大根の下の方は根の付いていた痕跡のひげ根がありますが、上の方は表面がつるんとしています。
畑でも大根の上の方は、土の上にはみだしているのが分かります。
このように、ペットボトルで育てていると、茎(胚軸)の部分がせり出してきます。
いかがでしたか?
ペットボトルで大根栽培に挑戦してみたくなりましたか?
大根の種のまく時期は品種にもよりますが、9月いっぱいまでがほとんどです。
しかし、ペットボトルで育てるため、寒い時期は夜だけでも室内に取り込むことが可能な利点がありますので、10月に入っても、まだ間に合います。
もっと寒くなる10月の末に種をまくと、お正月明けの七草がゆの「すずしろ」のような小型の大根の収穫ができます。種をまくのが遅かった人も、諦めないでまいてみてください!
さあ、みなさんもペットボトルで大根栽培スタートしましょう♪
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