ベランダ菜園のベビーリーフの育て方のコツ
LOVEGREEN編集部
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ベビーリーフの間引きとレシピ
すじまきしたベビーリーフの間引き
ベビーリーフは根の部分ではなく葉の部分を食べます。収穫した後に土を落とす手間や水洗いが楽に済むように、ハサミで根の部分を切るようにして間引き収穫をしましょう。
ベビーリーフの間引きをするには、大きく分けて2つの意味があります。
1. 密植状態をなくす
作物が密植状態だと、害虫の住みかになりやすく、蒸れることで病気にもかかりやすくなります。作物が元気に育つためには、日当たり・水分・風通しがとても重要です。充分な日当たりと風通しを良くするためにも、適度な間引きをしましょう。
2. 根の生長を邪魔しない
それぞれの作物の性質として、根が深く下に伸びる根菜類などの直根性のものもあれば、根が浅く横に広がっていく散根性の植物もあります。特に散根性の植物の株間が充分になく隣同士でぎゅうぎゅう詰めになっていると、作物は大きく生長できない状態に陥ります。根を十分に生長させるためにも間引きを行いましょう。
ベビーリーフの間引き後の処理
間引きすることにより土の表面が乱れて、根がむき出しになっていませんか?そのままでは、根が乾燥した状態になってしまいます。必ず土寄せをしましょう。
最後は水やりです。これで間引きの一連の作業は終了です。
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間引きしたベビーリーフで作るグリーンサラダ
間引き収穫したベビーリーフでフレッシュグリーンサラダを作りましょう。自分で育てた野菜で作るとお美味しく楽しくなりますよ♪
材料
・オリーブオイル
・ニンニク
・塩
・コショウ
作り方
ニンニクを1片を薄切りにします。
ベビーリーフを洗います。
フライパンにオリーブオイルを入れてニンニクをほんのりきつね色になるまで弱火で炒め、ガーリックチップスを作ります。カリッと炒めたらオイルごとサラダに振りかけます。
味付けに、お塩を適量まぶします。
お好みでコショウを適量まぶします。
美味しくいただきましょう。
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ベビーリーフの収穫
ベビーリーフの葉が小さいうちは柔らかく、大きい葉になると種類によっては少し苦味がでてきます。大きさ、味ともにお好みの段階でベビーリーフを収穫しましょう。
ベビーリーフは株ごと収穫することもできますが、1株を大きめに育てて外葉から収穫することも出来ます。ご自身のタイミングに合わせた種まき、収穫時期、収穫方法を選ぶことができます。
ベビーリーフを抜き取った後の作業
1. プランター内の土をほぐす
2. (有機)石灰を入れる
特に家庭菜園初心者の方には、有機石灰をおすすめします。有機石灰とは、牡蠣殻などの貝殻化石を原料とする石灰肥料のことで、使用されるものによってアルカリ分が異なります。
消石灰や苦土石灰よりもアルカリ分が少なく、効果も穏やかなため速効性はありませんが、有機石灰を撒いた後すぐに種まき・定植ができるため石灰を使い慣れていない初心者の方にはおすすめの石灰です。
また、有機石灰は、土が酸性に傾くと、土中に溶けて中和しますが、中性であればそれ以上溶けることはありませんので、入れすぎの場合も安心して栽培を続けられます。
3. 元肥投入
これで抜き取り後の次の野菜を育てるための準備は終了です。
いかがでしたか?
自分で育てたベビーリーフは採れたて、安心、そしてとっても美味しくいただけます。みなさんもベランダ菜園で気軽にベビーリーフ栽培を始めてみませんか。
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