3月から始める3種の野菜の育て方 〜追まき・寒冷紗編

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初めて家庭菜園をはじめる方におすすめしたい「ベビーリーフ・ラディッシュ・ルッコラ3種のお野菜の育て方をご紹介しています♪

   

  

 

追いまき

一般的な追いまき

種をまいたのに発芽しなかった場所にもう一度種をまくことです。

今回は、発芽の有無を確認をする前に予め被害を予測して、時期と場所をずらして種をまき、断続的な収穫を目指すために、前回「すじまき」で種をまいた「ベビーリーフ・ラディッシュ」の種を追いまきします。

※「点まき」という方法で種をまいたルッコラは、今回追いまきはしません。気温が充分上がったにもかかわらず、発芽しない時は「追いまき」をしてください。

▼ラディッシュの追いまき…前回の種まきの場所から5~10cmほどずらしてまきます。スペースがあったらもう少し余裕をもたせてまきましょう。

 

▼ラディッシュの種は前回同様1cm間隔でまいていきます。

 

▼ベビーリーフの追いまき…前回の種まきの場所から5~10cmほど内側にまきました。細くて小さい種ですが、出来るだけ種が重ならないようにまいていきましょう。

 

ベビーリーフ・ラディッシュどちらも30日ほどで収穫できるので、密植状態にならないようにスペースを考えながら「追いまき」をして収穫する楽しみを増やしましょう。

 

種をまいたら寒冷紗

寒冷紗とは

通気が良いように粗めに織った幅広の布で、作物の防虫対策や防寒対策などに使用します。

通常の露地栽培と比べると害虫や鳥の被害も少ないベランダ栽培ですが、暖かくなるにつれて害虫の活動は活発になります。可能なかぎり寒冷紗をかけて栽培することをおすすめします。

せっかくまいた種を害虫や鳥から守るためにも寒冷紗をかけましょう

用意するもの

寒冷紗

U字等の支柱

(今回用意したのは、U字支柱120cm・折れ曲がるグラスファイバー製180cm)

麻ひも

洗濯ばさみ

(プラスチック製のものは野外で使用すると壊れやすい)

 

▼U字支柱をプランターに刺します。刺し方は平行でも、交差させても構いません。

 

▼交差させた場合は、麻ひもで連結部分をしっかり縛ります。

 

▼丸型プランターなどU字支柱などの規格に合わないものは、折れ曲がるグラスファイバー製を使用すると良いでしょう。

 

▼寒冷紗を支柱の上からかけます。余裕を持った大きさの寒冷紗をご用意ください。

 

▼風で飛ばないように洗濯ばさみやレンガなどで押さえましょう。レンガなどがない場合は、プランターの下に入れて固定しましょう。

 

▼完成です!

 

▼お水をあげるときはわざわざ寒冷紗を外さなくても、上から水をかけることが出来ます。

 

その他の寒冷紗をかける目的

寒冷紗は害虫を防ぐ目的以外にも、発芽の妨げとなる種をまいた後の強すぎる光を防いだり、水分を必要とする植物の発芽の際、温度上昇による急激な水分の蒸発を防ぎます。温度が低い時期は発芽温度を安定させるためにも寒冷紗による防寒対策は欠かせません。

寒冷紗使用時の注意点

寒冷紗は、暑さ寒さは防ぐことが出来ても、雨が多くなる梅雨の時期は湿度が高くなると根腐れをおこしたり、日照不足になったりするので気を付けましょう。

 

次回のベランダ菜園~sana garden~

3種の野菜の育て方は、ベビーリーフ・ラディッシュ「間引き」の方法をご紹介します♪

 

 

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