ゴールデンウィークから始めたい!小玉スイカの育て方 〜苗の植え付け編〜
LOVEGREEN編集部
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春夏野菜の苗の植え付けの季節になりましたね♪
2018年のベランダ菜園~sana garden~で栽培する春夏野菜は、プランターで小玉スイカに挑戦したいと思います!
小玉スイカは育てる過程で摘芯や整枝、人工授粉といった作業があり、家庭菜園のレベルとして中級者以上の難易度ですが、卵くらいの大きさの小玉スイカが少しずつ大きくなっていく姿は、可愛くて愛おしくなるほどです。
また、つる性の植物なのでグリーンカーテンとして育てたり、支柱を立ててティピーテントみたいに可愛く栽培していきましょう♪
目次
小玉スイカの苗の選び方
スイカの生育適期は23~30℃位なので、関東地方での植えつけは5月の連休前後が最適です。
暖地では4下旬~5月上旬、中間地でも5上旬~5月中旬、冷涼地では5月中旬~5月下旬には植えつけましょう。
苗の選び方
小玉スイカの苗を選ぶポイントをご紹介します。
–
葉の緑が濃く、厚みがある。
元気そうな濃い緑の葉をしっかり目で確かめましょう。ホームセンターや園芸店で、葉をやみくもに触るのはNG。お店への配慮のあるマナーを心がけましょう。
子葉が付いている。
子葉がしっかりついていて、本葉が3~4枚程ついた大きさで、茎の節間が短くて太い苗を選びましょう。
接ぎ木苗。
菜園初心者の方は「接木苗(つぎきなえ)」を選ぶことをオススメします。接木苗とは病害虫に強い苗と、育てたい苗とをつなぎ合わせたものです。接木苗のスイカは病気に強く、根の張りも良いので選んでみてはいかがでしょうか。
病害虫が付いていない。
葉の表だけでなく、裏面もチェックしながら虫がついていないか確認しましょう。
苗の先端に勢いがある。
新芽に勢いがあるものは、今後の生育の勢いもあります。元気な苗を選んでください。
小玉スイカを育てる環境
スイカは水分がたっぷり含まれた野菜なので水やりを多くすると思われがちですが、じつは多湿を嫌う性質です。
場所
日当たりの良い風通しの良い環境で育てましょう。
用土・プランター
土は野菜用の培養土を用意します。スイカは過湿状態が続くと土壌病害の発生が多くなるといわれています。用土の水はけには気を配りましょう。
プランターの直径・深さ共に30cm以上はある、なるべく大きめのプランターをご用意ください。
小玉スイカの苗の植え付け
1 苗に水分を与える。
バケツに水を用意して苗にしっかり水を吸収させてください。
2 プランターに苗と同じくらいの穴を開け、苗を軽く手で押さえ根鉢を崩さないように植え付け、苗の周りを少し凹まして、苗にしっかり水が浸透するようにしましょう。
植えつける際は、接木部分が土に埋もれないように注意しましょう。
3 小さめの支柱を立てて、麻ひもで誘引します。
強風で茎が折れたり倒れたりしないように麻ひもで誘引します。苗を傷めないように、支柱のところで結びましょう。あまりきつく縛ることのないように八の字にして緩めに括り付けます。
4 最後に水をしっかり与えます。
植えたばかりの苗は土に活着するまでに少し時間がかかります。その際根が乾燥してしまわないためにも、植え付けから1週間位はしっかりと水を与えます。
5 まだ苗が小さいので、寒冷紗に入るうちは出来るだけ中に入れて育てましょう。
日中はとても暖かい季節になりますが、日が暮れると気温は下がります。害虫対策だけでなく、寒さ対策のためにもこの時期は寒冷紗の中に入れてあげましょう。
弱っているスイカの苗の対処方法
スイカ苗が弱ってしまった…もしくは購入したスイカ苗が弱っていた…という時の対処法をご紹介します。
節がしまっていなくて、茎が細く、ヒョロヒョロと間延びしている。
原因
日ざしが足りなかったかもしれません。
対策
しっかり苗に日を当てましょう。
害虫が付いている。
原因
風通しの悪いところ、密植状態で育てられた、もともと弱い苗だったことが考えられます。
対策
さっそく害虫を見つけて捕殺しましょう。まだ、初期の段階なので集中して取り除けば間に合います。
苗の先端に勢いがない。
原因
水が足りない状態だったのかもしれません。
対策
水をしっかり吸わせてあげましょう。これでもち直さない場合は、苗自体が弱っていると考えられます。
小玉スイカの実がついたら、重さで落ちないようにネットで作ったハンモックに寝せてあげましょう♪
みなさんもゴールデンウィークは苗の植え付けに挑戦してみてくださいね。
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