パクチーをベランダ菜園で収穫!育て方とプランター栽培のコツ
LOVEGREEN編集部
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パクチーの育て方
パクチーの種にしっかり水分を含ませて種をまいた方は、かなりな割合で発芽したのではないでしょうか。
しかし、せっかく発芽したパクチーの幼苗をそのまま密植状態で育てては、大きく育たないだけでなく、蒸れて病気にかかりやすくなってしまいます。適切な株間をとり、良い環境にしてあげるのが「間引き」という作業になります。
パクチーの間引き
密植してきましたのでさっそく間引いていきましょう。しかし、ここで注意!この時一気に間引いてしまわないようにしてください。
パクチーの水やりのときに気づいた方もいらっしゃると思いますが、ジョウロで強めの水やりした時にパクチーの苗がすべて倒れてしまったことがありませんでしたか?
パクチーの苗は、小さいうちは根の張りが弱いので株が倒れてしまいがちになります。パクチーの幼苗同士守り合って苗が倒れにくいようにするため、徐々に間引いていきましょう。
パクチーの追いまき
パクチーが大好きな方は、サラダに、お肉に、スープにと毎日毎食パクチーが食べたいですよね。
パクチーは春夏・秋冬に種をまく時期があり1年を通して栽培できますが、花芽が出来れば種を作り枯れていきます。そのため、種まきの時期をずらして収穫時期を増やしたいと思います。
3~6粒程の種をまきます。前回と同様に水に数時間浸しておきました。
前回まいたところの間にまいていきます。
軽く土をかけて手で押さえます。最後にしっかり水をやり、寒冷紗をかけたら完成です。
パクチーの日頃のお手入れ
十分な株間をとり、風通しの良い環境ならばパクチーは比較的順調に生育します。日頃のお手入れのコツをつかみましょう。
水やり
水やりは表面の土が乾いたらたっぷり与えましょう。 ただ、与えすぎると根腐れの原因となりますので注意しましょう。鉢植え栽培の場合は土が乾きやすいので、夏場は毎朝水やりをしてもよいです。
肥料
葉が黄色くなったら与えましょう。肥料を与えすぎるとアブラムシがつきやすくなります。
病害虫
葉が大きくなるとガの幼虫で夜に活動し植物の葉や実を食べてしまうヨトウムシ(夜盗虫)やアブラムシの発生が見られる場合があります。
パクチーの収穫
独特の香りと味が病み付きになる大人気のパクチー。暑い季節にアジア料理とともに、たっぷりいただきたいですね。
さあ、パクチーを最大限に収穫をしましょう!
パクチーの葉は2つの収穫方法があります。ご自宅で育てているからこそ選べる、パクチーの収穫方法をご紹介します。
外葉収穫
パクチーの葉が20cm程の草丈になったら、外葉から摘み取ります。茎が固くなる前に収穫するのが、美味しさのポイントです。
パクチーは春夏だけでなく、秋冬も栽培することができます。特に春夏に種をまいたパクチーは、花芽が付きやすいので花芽ごと収穫しましょう。
株ごと収穫
株ごと収穫するときは、株間をとり、大きく育て、花が咲く前の状態で収穫します。
パクチーの花
パクチーの花
セリ科で一年草のパクチーは、白い花から緑色の実を付けます。
花が咲いてしまうと葉が硬くなるので収穫はせず、次はパクチーの種の収穫を目指します。
画像提供:NEROLIDOL BOTANICAL ATELIER
改めてパクチーの小さくて白い花を眺めてみると可憐で清楚、とても魅力的な花ですね。
花瓶に挿して飾ったり、エディブルフラワーとして食べることもできるので、お皿に素敵に盛り付けてみましょう。
\続いては香辛料「コリアンダー」としての収穫!/
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