ローズマリーが枯れた! その原因と対策は?
LOVEGREEN編集部
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購入してから数週間のローズマリー。今まで育てていてもこんな枯れ方はなかった!というくらい茶色く枯れてしまいました。
その原因は? 枯れるまでのアクションを振り返りながら原因を探ってみました。ローズマリーを育てる際の参考にしていただけたらと思います。
水やり
ローズマリーは地中海が原産地ということからカラッとした乾燥を好む植物。以前、水のやりすぎで調子が悪くなったことがあり、それ以来水やりは土が乾燥して1、2日後に与えるようにしたら調子がよくなりした。それ以来、ローズマリーの水やりは「乾燥気味に!」してきたのですが・・・おかしい。
湿度が高い
乾燥を好むハーブにとって苦手なのは多湿。じめっとした環境はよくないです。自宅の庭は日当りはよいですが、湿度は高い環境。雨の日は屋根のある場所へ移動させていました。
長雨に注意
梅雨時期だけではなく、雨の日が続く時も要注意です。屋根付きだから雨は当たらないから大丈夫!というわけではなかったよう。水は与えていなくても湿度が高いため土の乾きは遅いです。表面が乾いているからとお水を与えると過湿で株が痛む原因に。調子が悪くなったのは雨の日が続いている時でした。
対策
地植えしたローズマリーが枯れた。大きな株が枯れたなど、様々なローズマリーの枯れた話を聞きました。共通していたのがムレ。葉がたくさん茂っていて蒸れてしまうのも痛む原因になります。こまめに収穫を兼ねた剪定を行い風通しをよくしましょう。株元のほうも確認して、下葉が落ちているようでしたら払い去ることも大事です。
植え替え
上記2つをわかっていたにも関わらず枯れてしまいました。前に育てていたローズマリーとの違い、あとは思いつくのは植え替え。
植え替えを好まないローズマリー
購入時に土の上部には苔が生えていました。見るからに水はけが良くなさそうな状態。これは良くない、と思い早めに植え替えをすることに。
通常の植え替えは土を軽く崩す程度で大丈夫ですが、この苗は土が劣化していたためほとんど落ちてしまいました。
今回使用した土は水はけを重視して、赤玉土(小粒)7:腐葉土2:バーミキュライト1で配合。市販のハーブ専用の土を使用でもよいです。
根が活着していない
古土がきれいに取り去られてしまった状態での植え替え。おそらく新しい土に根が馴染まずに活着していなかったと思われます。根が張っていないと水も吸収することができない状態。この状態を考えずにお水を与えていました。活着していない状態での水やりは、さらに枯れる原因を作り出していたと思われます。
対策
ローズマリーは植え替えが苦手なので、根鉢の崩し過ぎには要注意。ポリポットから抜いて状態を見て軽く崩すか、そのままひと回り大きな鉢に植えつけるか地植えをします。
まとめ
根を崩してからの新しい土へ植え替え⇒根が新しい土に馴染んでいない状態で水やり⇒根から水は吸収はされず水分不足さらに土は湿った状態で湿度は高い
これが今回のローズマリーが枯れた原因だと思われます。こうやって見てみると、ローズマリーが苦手な状態を作り出していたことにあらためて気づかされます。
元気に育てるために大事なこと
「湿度」「水」「風通し」
この3つと植え替えがローズマリーを元気に育てるポイントだと思いました。育てる環境や苗の状態によって育ち方は様々。管理する場所に合わせて水やりを変えたり、こまめに剪定をするなどして元気なローズマリーを育てましょう。
もし枯れてしまっても諦めないで、またチャレンジしてみませんか。
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