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パイナップルの育て方|食べ終わったヘタを栽培して実らせる方法

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大曽根百代

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ヘタ付きのパイナップルを購入した際に、真っ先に捨ててしまっているヘタ。じつは、その捨てていた部分でパイナップルを栽培することができるのです。必ず実がなるとは限りませんが、捨ててしまう前にパイナップルの栽培にチャレンジしてみませんか。

目次

パイナップルの栽培・用意するもの

パイナップルのヘタと水苔と鉢

・水苔
・穴あき鉢
・パイナップルのヘタ

パイナップルのヘタの下準備

パイナップルのヘタ

まず、挿ししろを作るために下の方にあるヘタを剥きます。

下から順番に剥いていくと取りやすいです。大体5、6枚程度でしょうか。2~3cmほど茎が見えたら挿し穂の完成です。

パイナップルの挿し穂の植え方

パイナップルのヘタの植え付け

挿し穂が完成したら、茎を乾かすために3日ほど風通しのいいところへ置いてください。

乾燥させたあとは鉢に水苔を敷き詰め、パイナップルを植えつけます。水が鉢の中に溜まってしまわないように、穴の空いた鉢を使用しましょう。

 

植え付けられたパイナップルのヘタ

やることはこれだけ、もう完成です!

パイナップルのその他の栽培方法

パイナップルのヘタんお水栽培

今回は水苔に植えましたが、水栽培でも育てることができます。

植えた後のパイナップルの管理

葉先を切ったパイナップルのヘタ

温度管理

パイナップルは暖かいところに生息する植物なので、寒さは苦手です。冬でも10℃以下にならないところで管理をしてください。

水やり

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。日の当たるところ、暖かいところで管理することを心がけてください。

パイナップルは実がなるまでに、3年くらいかかってしまうそうですが、それまでは観葉植物として観賞できますので、気長に待ってみてください。

ヘタが尖っていて痛いので、葉先を切って管理するのもおすすめです。特に小さなお子さんがいる家庭では葉先を切ることをおすすめします。

※どうしても管理していた環境が合わなかったり、ヘタの状態が良くない場合枯れてしまう可能性もあるので、毎日の管理に注意しましょう。

3年後のパイナップル

実ったパイナップル

こんな姿になって、いよいよ収穫できる時がくるかもしれませんね。この方法で私の知り合いは、パイナップルを実らせることができました!

いかがでしたか?

簡単なパイナップル栽培。寒さに気を付けていれば、簡単にできるので、皆さんも是非挑戦してみてください!

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大曽根百代

千葉大学園芸学部を卒業後、園芸店に勤め、販売だけなく植物をきちんと理解したいと思い、千葉大の苗生産部にて植物の生産業(花苗)に従事。その後、多肉植物の生産を経験。現在は多肉植物の販売サポートやバラの管理業務をしています。多肉だけでなく植物全般好きで、宿根草なども育てています。最近はマイクロ胡蝶蘭とバンダにも挑戦中。より植物の魅力を感じ、皆様にもその魅力と生産者情報を記事としてこれからも発信していきます。

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